00/11/24(金) ケーキの至福 見て見てぇ、おいしそうでしょう?老舗、銀座レカンの選りすぐりケーキなんです。 米国滞在中、和食が気軽に食べられないのも悩みですが、もっと深刻なのはお菓子類。おいしいケーキを食べる所がないっ!(特に日本人の多いNY, CA州以外は深刻) 和食の素材を売ってる場所はどこか?とか、腕のいい美容室はどこか?などの、在米邦人なら必ず耳にする話題の中に、どこで日本人の口に合うおいしいお菓子が手に入るか?っていう質問もあります。アメリカのスーパーで普通に売ってるケーキって、お砂糖じゃりじゃりでただ甘いだけのものですもんね。ああ、この話題で、豪州滞在中もスイス人とも意気投合したっけ。 銀座レカンは、以前から入ってみたいお店の一つでした。今回初挑戦。秋ふかし、右隣も左隣も、私たち自身も、マロン系ケーキがテーブルに。ああ、ホイップクリームの繊細な柔かさよ。幸せ。 |
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00/11/22(水) クリスマスの準備 会社の開発センタービルへ出向いたら、ちょうど玄関のクリスマスツリーの飾り付けをしているところでした。もうそんな時期なんだあ。 寄り道して帰るときに、大きなサンタさんが寝っ転がってるのを発見。明日の祝日に間に合うように飾られるのでしょうね。米国ではサンクスギビングが終わるとがらりとクリスマスの雰囲気に変わるけれど、日本では既にあちこちクリスマスデコレーション。21世紀まであと40日だって。 |
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追記:寝っ転がってたサンタさんは、ちゃんと上につりあげられてました。 |
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00/11/16(木) フラメンコ スペイン料理のレストランに入ったら、フラメンコを踊っていた。ポルトガルの『哀愁のファド』に比べ、なんて攻撃的で激しいのだろう。私を見て!見て!見て!とぐいぐい押してくるような、カスタネットをカチカチいわせて、足まで踏み鳴らして。その激しさに圧倒されてしまう。お隣同士でなぜこんなに違うの?伴奏がギターなのは同じだけれど。 コスチュームの柄に水玉が多いのは、何か意味があるのかな?フラメンコというと、なんとなく黒髪のきつい目というイメージを思い浮かべるのは、カルメンの印象が強いからだろうか?スペイン人が皆黒髪なわけではないよね? そういえば、北欧を旅していて、キミはスペイン人か?と聞かれたことがあった。東洋系のこの顔立ちでも、黒髪というだけでスペインを思い浮かべてしまうのだろうか? |
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00/11/13(月) 天使のキッス
米国で一緒に働いていた人から、久々にメールをもらった。といっても、件名に、どう、元気にやってる?っていう一文だけ。彼女はよくこんな中身がカラのメールを送ってくる。マネージャの立場で、全部のメールに目を通すだけでも大変だろうに、作業場に足を運んで、どう?と直接皆に話し掛けてコミュニケーションを欠かさない人だった。その忙しい彼女が、突然半年も前にいなくなった日本人を思い出してメールをくれたというのが嬉しくて、ついついあれこれ書いてしまった。ポルトガルに行ってきました、陽射しが強くてシミがひどくなっちゃったよ。…シミって英語でなんていうんだろ?オンライン和英辞書で調べたら、一番最初の候補にangel
kissと出てきた。天使のキッス?わぁ可愛い。最初に出てくるなんて、頻繁に使われるのね、よし採用。そしたら、angel
kissって何?と返ってきた。あまり日常的な言葉じゃなかったみたい。目じりのしわを『カラスの足跡』と言うのと同じようなもんだろうか?で、正直に、辞書で最初に出てきた言葉を使いました、メラニンが元でできる、皮膚上の茶色いマークのことです、と説明したら、それは気にしない方がいいわ、若いうちはたくさんできるけれどそのうち消えるものよ、と来た。もしかして、そばかすと間違ってない?うーん、一体私をいくつだと思ってるんだろう?上司でもあった彼女は私の年齢も知ってるはずなんだけどなぁ。どうも十代の少女扱いされているような気がする…。シミ・ソバカスは、frecklesと言うそうです。
00/11/05(日) 晩秋
連休の最後は良く晴れて、お洗濯日和。とりこんだ洗濯物や布団から、お日様のにおいがしています。晩秋の陽射しは、ぬくもりが心地よいですね。つい1,2ヶ月前までは、暑い陽射しはうっとうしいだけだったのに。
買い物帰り、ちょっと遠回りして、はらはらと葉っぱの落ちる桜並木の道を通ってきました。もみじほど見事ではないけれど、桜の葉も、緑と黄色と赤い葉が揃っていて、きれいでした。
日も暮れてきた頃、遠くから「や〜きいも〜」の声。わあ、懐かしい!焼き芋屋さんだ!何年かぶりに聞きました。すっかり忘れていたけれど、これもまた風物詩ですねぇ。私は焼き芋より、ふかし芋の方が好きなので、実際に買ったことはあまりありませんけど。
寒くなると、暖かいものがすごーくありがたくなりますね。湯気のたってるあったかいもので体を温めてほっとできるのが、寒い季節の醍醐味ですよね。
00/10/25(水) 女、やさしか
『日本のことば』というNHK教育テレビの番組で、横浜弁をとりあげていました。『じゃん』というのは有名な横浜弁ですが、実は他にも沢山あるらしいのです。私は1歳の時に横浜に移り住んで以来、今までの人生の9割近くを横浜で過ごしてきていますが、あまり使ったこともないような言葉が沢山出てきて、興味深く見ました。『女、やさしか』というのも横浜の言葉で、=『おてんば』=TOMBOYの意味らしいです。
本牧の逆さことばというのがあって、例えば、大きいことを、『ちっちゃかー(ね)』(小さくはない)、おいしいことを『まずかー(ね)』(まずくはない)と言ったりするそうです。ね(ない)と否定する部分が省略されることもあって、知らない人は、戸惑うでしょうね。ずばり表現するのではなく、婉曲に言うことで逆に強調する意味合いも持つとのこと。浜ッコって複雑なのね。女、やさしかは、『やさしかぁねぇ女→優しくない女→おてんば』ということなのでしょうか?私は、心優しきおてんばを目指しているけれど。
00/10/20(金) カジュアルデー
なんで今さらと思うのだが、我が社でも来月から金曜日はカジュアルデー!というのが決まった。しかしカジュアルの定義が難しい。Gパン、短パン、Tシャツ、襟なしシャツは不可。じゃあ何を着ろというのだ。ちなみにカジュアルデー対象者は男性社員のみ。女性は(制服はない)既にカジュアルどころではない。私も時々公的とはとても言い難い服を着ていく。
幼稚園から高校生までずっとブレザーの制服、休日は部活動で年中無休
カジュアルデーの導入を喜んでいそうな人が一人、思い浮かぶ。カジュアルの定義では言及されてはいなかったけれど、スカートをはいてきたりはしないだろうな?
00/10/18(水) 仕事用ピザ
「あんた、ピザ取ったことある?」と母に聞かれ、「ううん」。宅配ピザのちらしは、毎日のように入ってくるが、実際に頼んでみたことはない。母「でも、会社で仕事用にとったりするででしょう?」
私「(アメリカで確かに残業している人にって、ボスがピザ頼んでくれたことはあるけど、日本の会社じゃあまり聞かないなあ)なにそれ?そんなことしないよ。」
母「ピザとるのにね、スピード写真じゃだめだっていうのよ。」
私「(へ???)ビザ?」
母「そうよ、ビザよ。」
私「ピザかと思ったよー。」
母・私「ゲラゲラゲラ…ヒーヒー…涙がでるぅ…ヒー、お腹痛いよう…」
全くたわいもない話だが、こんな小さなことで母と私は昔はよく笑いあっていた。そういえば最近は、激しく怒ったり悲しみにくれて泣いたりすることはあっても、お腹がいたくなるほど笑ったことってなかったな。思い切り泣くのもいいけれど、笑うのもいいね。暗く沈んでいる体の素子に灯りがともったようで、体が元気になる。笑うことが治療に効果的であると信じて、病院の患者を笑わそうと努めていた医者の映画の話があったなぁ。
00/10/14(土) 漢詩を読む園児
運動会を見に甥の幼稚園に行ったときにクラスルームを覗いてみたら、『い・一寸先は闇、ろ・論語読みの論語知らず』などのいろはを始め、李白の歌、小林一茶の句、数字ひらがな、英語がぐるっと部屋を囲んでいました。後ろに飾られた園児の作品についているネーム・タグにも、全て漢字で名前が書かれている。お遊戯の合間に『一寸先は闇』なんてやってるんだろうか?李白の歌も一茶の句も、今私が読んでもわからないものを。さらに体育も結構熱心にするらしいのです。いまどきの幼稚園生って大変なんだね。確かにいろんな才能を発見するためにはいろいろなものに触れさせるのはいいことかもしれないけれど。大変だって思うのは大人の感覚で、当の園児には結構楽しい生活なのかな?少なくとも、甥は幼稚園に行くのを嫌がっているようにもみえないし、のびのびと遊んでいるように見えました。
00/10/10(火) 地球儀
甥が、誕生日プレゼントに地球儀を買ってもらった。幼稚園生にはちょっと過分にも思えるほどの本格的なもの。お約束のように、くるくる回して遊んでいたが、そのうちどっちが大きいクイズを始めた。「アイスランドとイギリス、どっちが大きい?」平面地図のアイスランドって結構大きく見えるけど、地球儀のアイスランドの島ってイギリスより小さい。あれ、でも待ってグリーンランドもアイスランド?「スリナムとガイアナは?」「ベナンとトーゴは?」ちょっと待って、それどこにあるの?「マレーシアとミャンマービルマは?」あ、()を外して読んだね。ミャンマーは昔ビルマって呼ばれてたんだよ。
ほら、電気スタンドを太陽とすると、こっち側は影になっているでしょう?電気の当たっているところが昼間のとき、こっちの国は皆夜なんだよ。日本が昼間のとき、夜の国はどこかな?「えーとね、北アメリカ」北アメリカは国の名前じゃないんだよ。私がこの間まで行ってたのはここだよ、フィラデルフィアってとこだよ…。
これは時差って言ってね、日本が今PM5時だから5時にあわせると、アメリカは何時かな?でね、これは日付変更線て言ってね……
地球儀をもらって子供もはしゃいでるけど、大人もはしゃいでる。教えてあげたいことがたくさんでてきて、ちょっと得意気になっちゃうんだ。面白い。私も一個、自分の部屋に欲しくなっちゃったな。
00/10/07(土) キーボードパズル
この間、ついうっかりしてオフィスの机の上で、コーヒーをぶちまけてしまいました。買ってきたばかりのまだナミナミと入ってるやつ。書類やキーボードからポタポタ茶色の雫…。べたべたするので、キーを全部取り外してキーボードの大掃除。キーボードの中って結構いろんなごみがたまっているんですよね。全部きれいにして、はーすっきり。
さて、ここからがお楽しみの時間。ばらばらになったキーを元の位置に戻す作業です。普段ブラインドタッチを誇る私も、右上辺りのキー配列は自信がない。正解は106点満点で95点でした。前回よりはよいものの、やっぱり完全には覚えきれないなぁ。皆さんも、年末大掃除の時にでもいかがですか?
せっかく隅々まできれいにしたキーボードなのに、入力できなくなった!あらら。壊しちゃったかしら…。
00/10/05(木) しつこいvs.ものぐさ
ペンシルバニアで使っていた長距離電話の最後の未納の分の請求書、とうとう3通目が来てしまいました。その額、$1.44。3回分の郵送費だけでも$1.44越しているのに、あきらめないんだなぁ。たかが$1.44のためにブラックリストに載ったらいやなので、明日こそエアメール出さなくちゃ。チェックを書いて封筒に入れて糊付けまでしてあるんだけど、切手を貼ってポストに入れる、の最後の手順をサボってずっとカバンの中にいれっぱなしにしていたのでした。我ながら、まったくものぐさなんだから…。
00/10/01(日) マスコット
シドニーオリンピックのニュースが始まるたびにいつも、この子達は何の動物だろう?と思っていたマスコットの正体がようやくわかりました。豪州屋便利帖の『正直言って実物より可愛く見えないマスコット君達』。うむうむ、すごく同感。鷹だと思ってた目つきの鋭い白い鳥は、Kookaburraクッカバラ(ワライカワセミ)、ライオンかと思っていた黄色いのはハリモグラでした。
豪州は、他の土地では見られない独特の動物が沢山います。コアラやカンガルーを初め、タスマニアデビルとかポッサムとか。豪州原産の動物の数がオーストラリア一であるというタロンガ動物園へ行った時に、いろいろ珍しい動物を見たのですが、檻の中で皆元気がなさそうだった中、カモノハシはすばしこく泳ぎ回り、小さくて精巧で毛皮が綺麗で、その動きにずっと見とれていました。せめてカモノハシ君(Syd君という名前があるようだ)はもっと可愛く作って欲しかったなぁ。
00/09/28(木) ビルの形
オフィスのフロアの端にある休憩コーナーからは、東京の町が遠くまで見渡せる。おぉ、と感嘆して、東アジアを転々と出張中のアメリカ人がデジカメで写真を撮り始めた。普段見慣れている私の目にも、見晴らしのよいこの眺めはとても気持ちが良い。写真に撮りたくなるのもわかるな。と思ったら、彼が興味を持ったのは景色ではなく、ビルの形なんだって。「東京はいろいろな形のビルが様々な方向を向いて建っていて面白い、アメリカはのっぺり四角いビルばかりだし、そもそもビル自体があまりないからね。」確かに、彼が今住んでいるシリコンバレーには大きなビルは少ないし、彼の生まれ育ったというLAも、建物よりもパームツリーの方が高いくらいだし。
でも東京よりもっと面白いのは北京だそうだ。もっと様々な形が乱立しているのだって。へーえ。なんだか区画整理され建物の形まで規制されていそうなのに、面白そう。
00/09/21(木) エステ
きれいになるぞ、の思いはますますエスカレート(?)。減量したら次はエステに行こうと考えているのですが、そんな時に目に入ってきたこんな広告。『痩身、美顔、脱毛、リラックス、日焼け』。でも、これはメンズ
エステ、つまり男性用エステティックの広告でした。
以前、あぶらとり紙を携帯する男性の話題を'98年秋のきまま日記に書きましたが(98/11/22)、確かに男性向けエステサロンができてもおかしくない時代。女性も男性も気持ちよく美しくなって、自分に自信が持てるようになるのは、いいことだ。考えてみれば、床屋で髪を整えてひげをそってマッサージしてもらうのは『美顔、脱毛、リラックス』になるわけだから、ちっともおかしくないよね。
00/09/19(火) 体との対話
鏡に向かってみて、多少無理でも「ん?ちょっときれいになったかな」と思えたら、ダイエット成功への道が開けたところ。でも体に無理なくね、と自分に言い聞かせています。体は生まれつき頑丈な方なので、ちょっと無理してもなんとかなるとずっと思い込んでいた(華奢な体に憧れていた)昔、体の発する赤信号に気づかずにいて、入院するハメになってしまったことがありました。今からちょうど10年前です。それ以後は、自分の体と対話し、体をいたわるようになりました。
ダイエット中も体を励ましつつ。サウナでは、そうだそうだ、いっぱい汗出せよー、と話しかけ、きれいになるぞーきれいになるぞーと念じつつ、水風呂での深呼吸は、きれいなものを取り入れてー邪悪なものを吐いてー、と号令をかけつつ。
励ましに体が答えてくれるようになってきたので、肌も気持ちもハリのある今日この頃。ウレシイ。