きまま日記

'00年冬(00/12/02〜01/02/22)

 

01/02/22(木) 餅つき
スーパーマーケットで餅つきをしていました。休日の夕方で、ほら、こうやってこねるんだよと子供に説明しているお父さんがたくさんいました。餅つきなんて、私だってそんなに見たことないもの、今の子供だって知らないだろうなあ。そのうち、杵と臼なんて古道具になっちゃうのねぇ。もしかして、今もう既にそう?
日本古来の食べ物なのに、スーパーで売ってる切り餅の姿しかしらない、作り方も知らない日本人が増えていっちゃうのかな。
意識して守っていかないと、どんどん日本文化ってなくなっていってしまうのね。さみしいな。

01/02/06(火) 止まらないバス
前回のCMのバスではないけれど、昨日病院から帰るときに乗ったバスは、『止まらないバス』だった。乗客は私ともう一人だけで、車内はガラガラ。運転手さんが後ろを振り向き、お客さんどこまで?と聞く。「一本分遅れちゃってて、次のがもう来てるから、先に行ってお客さん拾ってやらないと。」だって。確かに、後ろから追いついてきたバスには、立っている人も沢山いるくらい、乗客で満杯。乗車扉を開け、先に行くよ、と声をかけて、私の乗ったバスはぴゅーんと停留所をとばし始めた。通常遠回りする道をゆかず、まっすぐ進む。しかもとても急いでいる。なんかちょっと恐かったよ。まさに、止まりませーん、状態。
この路線は、小学生時代、通学に使っていた懐かしい路線なのだ。その4年間でも、こんなことはなかったなあ。同じ路線のバスが3台続いて来たことなんて、しょっちゅうあった。渋滞がひどくて1時間に1kmも進まないようなときは、他の乗客がいないのをいいことに、バスを遊び場にしていたっけ。
ちょっと冷や冷やしたけれど、臨時急行となったバスは、無事に目的地まで運んでくれた。そのまま止まらずに、あのCMみたいに景色のよいところに連れて行ってくれても良かったのになー。たとえ、モルツとおやつはバナナでも、文句言わないよ。

01/02/01(木) 遠足のおやつ
今、やっているモルツのCMで、バスが止まらなくなって突然遠足に出かける、というストーリーがある。ビールの宣伝だというのはわかるんだけど、なぜ手にバナナ?
と不思議に思ったら、テレビ番組やCMを鋭いコメントで分析する人気サイトのばうわうさんの日記猿人1364で、こういうのを見つけた。

遠足にバナナ、というのは 
30歳くらい以上にしか通じない。 

30歳以下の人なんか、 
学校の遠足にバナナなんていうベタなものを 
持っていかなかったはずだ。 

なるほど、バナナはおやつだったのか。
30歳がボーダーラインになっているなあ。30歳をかなり上回っているけれど、全然思いつかなかったよ。遠足にバナナなんて持っていった記憶もないし、友達が持ってきていたという覚えもない。バナナが出てくるとすれば、それはお弁当のデザートとしてだろう。デザートとおやつは違うのだ。遠足のおやつは、500円などと金額が決まっていて、その前日に500円札を握りしめて、いろんな組み合わせの合計金額を計算して、お菓子売り場に30分くらい粘っていた。普段、自分では選べないものを買えるのも嬉しかったし、皆で交換するのも楽しかった。
今、遠足に行くなら、やっぱりビールにあうおつまみをおやつにするよ。どうしてもバナナっていうなら、ビールをあきらめてお茶にするなあ。モルツ自体がもったりしてバナナみたいな食感なので、あまりモルツって好きじゃないのだ。バナナとモルツは合わんよなあ。

01/01/31(水) 病院での嬉しい話
確か持っていたはずなのに、コルセットが見つからない。ので、病院で新たにもらうことにしました。看護婦さん、手にMとLのコルセットを持ち、私の腰を見て、「やせてるわよね?」だって。エーッ?痛みの中にもなんて嬉しい瞬間。「(確かに以前のLLよりは痩せたけど)いやー、でも腰はLですよう(テレテレ)」と返したけど、看護婦さんはMをつけてくれた。

看護婦「(マジックテープが届かない)あれ?(やっぱりLだったかしら)」
私「…(恥ずかしい)」
別の看護婦さん「これ(羽のような抑えのテープ)とらないとダメよ」

ホッ。とりあえずMでもOKでした。でもギリギリって感じかな?うーん、看護婦さん整形外科だとはいえ、眼科で検査してきたほうがいいのでは?それとも、一応気を使ってくれたのかしら。

あとね、病院で嬉しいのは、若者扱いされること。「まだ、若いからね」確かに、周りを見渡せば、私はひよっこの部類。鍼に行っても同じ事を言われる。うーむ、日ごろ「もう、若くないんだから」と言われているのに、このギャップよ。

病院でのちょっと嬉しい話でした。

01/01/30(火) 病気自慢
病院の待合室とか、銭湯の脱衣所とかで、「あんた、具合はどーお?」なんて言った日には、良くぞ聞いてくれましたと病気自慢をする人たちが多いですね。持病を語るときって、どうして自慢気になってしまうんでしょう?あたしゃ、こんなに苦しんでるのよー、偉いでしょ、大変でしょ、すごいって言われたい!っていう思いからでしょうか。自慢しているわけなので、少しでも哀れんで惨めにさせるような受け答えをしてしまってはいけないんですよね、話を聞かされる方も大変です。だから、なるべく病気の話はするまいと思っているくせに、いざ腰痛で動けなくなると、友達に事細かにこーだったあーだったと説明している私。やっぱり自慢してるのかな?

近所の規模の小さな病院では、その日私ほど痛がっている人は見当たらず、アタシの方が痛いのよーなんて優越感もちょっぴりあったけど(それも束の間、痛みが頭を支配して他のことはあまり考えられなかった)、昨日行った大きな総合病院では、さすがに私の病気なんて大したことないって感じの大病人がたくさんいて、なんとなく小さく埋もれてしまったように感じたのでした。

01/01/03(水) へび
今年の干支はへびですが、特に白い蛇は神様のお使いとして珍重されているそうです。神様の中でも、七福神の紅一点、弁天様のお使いということ。白蛇と美女なんて絵になりますよね。
ずいぶん昔、うららかな日差しに誘われて、多摩川土手に行ったときのこと、のんびりと草むらで読書をしていたところ、がさがさと音がして、へびが出てきました。あちらも人がいるとは思わなかったのか、私を見つけて、じっとこちらを見つめています。私も負けじと見つめ返しました。このままじゃ、蛇ににらまれた蛙状態、と私も頑張った。へびは動かない。私も身動きしない。一体どれほどの時間がたったのかわかりませんが、かなり長いにらめっこの後、へびはすすっと草むらへまた消えていきました。別にただじっと見つめ合っていただけなのですが、なんとなくへびは単純な私よりももっと裏の裏を考えていそうで、気の抜けないヤツという印象が残りました。あのへびを手下にするのだから、弁天様って賢いんだわ。
近所の鎌倉八幡宮のマスコット(?守り神っていう?)がへびなので、今年の初詣は鎌倉にと思っていました。その八幡宮の近くに、銭洗弁天というお社があります。そこの湧き水でお金を洗うと、お金が増えるというので、行く度に洗っていましたが、全く増える様子もなし。最近知ったのですが、どうも洗ったお金をそのまま財布に入れていても効果がないとのこと、使ってしまわないとだめなんだそうです。なぁんだぁ。
蛇革も財運のお守りとして知られていますね。蛇革のお財布って効き目あるのかな?

00/12/31(日) believe in
この前の日記、なんだか怒ってるみたいな書き方ですね。いやいや、21世紀がイヤだと言ってるわけではなく、20世紀最後だ、とやたら強調しているのがいやなんです。20世紀最後だって特別な言葉をつけて貴重がらなくたって、いつの時間だっては常に大事なのよっていいたかったのです。

さて、今年一年振り返ってみると、良いことも悪いことも楽しいことも悲しいことも腹立たしいことも嬉しいこともびっくりすることも初めてのことも、いろいろなことがたくさんありました。居所もいろいろ変わったし、友達も増えたし、失ったし、恋もしたし、失ったし、実は、命さえも失うかと思ったこともありますが、何にしても、命あってのものだね。いろいろなことを感じることができる体と心があって無事に年を越せるのは幸せなことです。どかーんと大きくはなかったものの、そこそこ嬉しいこともあったし、今年も一応ハッピーエンドかな?
あきらめないで、どんなにひどい状況にいても、自分のパワーを信じて、運命を切り開いていこう。

00/12/29(金) 絶対無二
去年はやたらと『ミレニアム』『千年紀の』という修飾語をつけた言葉が流行り、年が明けたと思ったら、今度は『今世紀最後の』が取って代わった。特に暮れも押し迫った昨今、一日に一回見聞きしない日はないくらいである。20世紀と21世紀とで、個人の生活が大きく変わるかというとそんなことはなく、いつもと変わらぬ一週間を迎え、一年を迎えるのである。21世紀になるから特別なのではない、現在のこの一瞬はいつもかけがえのない絶対無二の一瞬であり、常に大事にしたい時間なのだ。1998年3月9日なんていう日はこの世に一回だけだし、2005年10月30日だって、2001年1月1日だって、二度とは来ない一瞬なのだ。大体、公的には日本の年号の方がまだまだ強いこの国で、何をそんなに浮かれているのだ?
来年になったら、『21世紀最初の』という言葉をうんざりするほど聞かされるのだろうな。まあ、節目をつけるというのは、気もちの切り替えもできて、よいことだとは思うけれど。

00/12/26(火) クリスマスカード
写真は、去年アメリカで撮ったものです。クリスマスカード売り場には、様々なカードが並んでいました。宛先と差出人がまた多種多様で、
祖父へ,祖母へ,父へ,母へ,姉妹へ,兄弟へ,娘へ,息子へ,家族へ,甥へ,姪へ,親友へ,上司へ…などなど。面白いのは、Widowed mother(未亡人の母へ)とか、from cat(猫から),from dog(犬から)なんてものまで(誰が代筆するんだろう?)。daughter-in-law(義理の娘へ)なんていうのは、再婚を繰り返して新しい家族になるのが一般的なアメリカの国らしいですね。
他に、mail carrier(郵便やさん)、paper carrier(新聞配達)へというのもあり、クリスマスの時に、日ごろの感謝を込めて、配達人にお菓子や小額のお金を渡すためのmoney holder(お年玉袋のようなもの)がカード売り場の中にあります。
money holder for kidsというのもあったので、日本でお正月にお年玉をあげるように、クリスマスの時に子供にお金をあげたりする習慣もあるのでしょうか?

00/12/22(金) ハッピーエンド
年末のこの時期は、クリスマスツリーを飾ったり門松を飾ったり、パーティに着飾ったり、忙しい中いろいろなものを飾りますが、年の終りもよい思い出で飾りたいものです。
今年は、居場所があちこち変わったり、初体験の出来事がたくさんあったりして、気持ちも大きく振れた年でした。過ぎてみれば何事もよい思い出だ、と思えるのは、最後に『喜』や『楽』が来たときであって、『怒』『哀』で終わってしまうと一年があまり良くない年だったなんてしめくくられてしまうので、なんとか『2000年はまずまずいい年であった』と思えるように、残り10日で気分を盛り上げようとしています。
私はどんなことで幸せな気分になれるのだっけ?
おいしいものを食べて、肩こりのツボを押してもらって、友達と他愛のないおしゃべりをして、無事に年が越せればもちろん、とても満足なのだけれど、どかーんと最後に嬉しいことが欲しいなあ。欲張りかしら?

00/12/19(火) みちのくみやげ旅
この度のみちのく一人旅は、お土産の旅と名づけたくなるほど、立ち寄った各地でいちいち名産品を買い込んでいました。食べるのは一人だということをすっかり忘れ、車だと持ち帰る面倒がないから次々と買ってしまうんですよねぇ。
栃木で買ったサザエさんクッキーを皮切りに、やはり栃木県のサービスエリアにて納豆スナックを購入。カルビーのカールのようなサクサクのスナック菓子の納豆味版とお考えください。キムチ味とからし味の2種類あり。本当に納豆の味だぁ。糸ひいてないのが不思議なくらい。
おすそ分けで頂いた塩釜の榮太郎の生どら(生クリーム入りのあんを挟んだどら焼き)が美味しかったので、国見サービスエリアで見かけた、桃の生どらを早速購入。なかなか美味。別のサービスエリアでみかけた苺の生どらは、美味しくなかった。国見サービスエリアでは、夏に通りがかると、みずみずしい桃を箱売りしていたりします。


白石名産温麺(ううめん)。
油なし版素麺。

よその土地のスーパーマーケットというのは、現地の生活が窺い知れて楽しいもの。会津若松のスーパーでは、横浜のスーパーでは余り見かけない塩くじらや馬刺しといった生鮮品のパックに心惹かれました。仙台に近い所のスーパーでは、名産らしく、牛タンのパックが横浜のスーパーよりも幅を利かせていました。値段は安いのだろうか?牛タン好きの私、保温レジャーバッグを持って来なかったことが悔やまれるのでした。
三万石は、『ままどおる』で有名な福島県のお菓子屋さん。ここではパウンドケーキなどの焼き菓子を一種類ずつ購入。仙台までいかないとないかもとあきらめていた菓匠三全の店を発見し、念願の『萩の月』をゲット。那須高原あたりでみかけてつい買ってしまった『那須の月』は、『萩の月』もどきだけど、やはりカスタードクリームが全然及ばないという感じ。
親類の家をハシゴして、各家で出されたおしんこや梅干を「美味しい!」と賞賛してはおすそ分けに預かり、他に老舗柏やのお菓子や白松が最中やその他いろいろをもらい、さらにまだ飽き足らず、白石では温麺(ううめん)、宇都宮近くでは名物の餃子を買って帰りました。
いやー、東北方面て美味しいもの一杯ですねぇ。また太ったかも。

萩の月もどき 萩の月もどきは全国にたくさんあれど、あのカスタードのおいしさは他に追随を許さないという感じがします。全国のもどきを集めた『萩の月を探せ』という面白いページを見つけました。http://www2s.biglobe.ne.jp/~ousaru/moon/moon.html
00/12/17(日) 年齢確認装置
みちのく一人旅シリーズ第4話です。
とある酒屋さんの店先。ビールの自動販売機になにやら妙な箱がついている。なになに?『年齢確認装置』だって?未成年にお酒を買わせないために、免許証で年齢を自動判別しようというものらしい。これ、本当に動くのかな?わくわく。…しかし、非常に悔やまれることに、このとき私は免許証を携帯していなかった。
この、年齢確認装置、初めて見たけど、実は一般的なもの??そもそもどうやって読み取るんだろう?だって日本の免許証ってバーコードや磁気なんてついてなかったよね?光学式かしら?…それに、これって免許証持ってない人はお酒が買えないってこと?運転免許証を持ってない人って私の周りにも結構いるけどなぁ。
00/12/14(木) 名水
酒、朝湯ができるのも、豊富な水があってこそ。福島県は森と湖の国で、豊かできれいな水がある。猪苗代湖の透明度も、全国で3番目。宝の山・会津磐梯山の周囲には、名水と言われるおいしい水が多い。
猪苗代湖と磐梯山の間に、日本の名水百選にも選ばれている龍ヶ沢湧水がある。看板が出ていたので、寄ってみた。ちゃんとした道案内もなく、道を間違えつつも、ここかしら??と思われる入口に車を停めて歩き出すと、『龍ヶ沢まで700m』の看板も、すすきの群生の向こうに斜めに倒れかかっている。早足なら10分も歩けば着くだろうなどと甘い考えで登っていけども、なかなか到着しない。さすがに山中女一人では心細く、仕方なく引き返した。多分、その源泉から流れてくるのだろうと、小川の流れから水をすくって飲んだ。…けれど、そんなに美味!って感じでもないかな?
この場所はあまりに有名になってしまい、自分勝手にやってくる人々に閉口した地元民が、迷惑だと感じて案内板を消してしまったことがあったとか。
この龍ヶ沢の近くに、蕎麦で有名な強清水(こわしみず)という交差点がある。やはり名水といわれる場所で、こちらは観光地化されている。貧しい暮らしで酒も買えぬはずなのに、毎晩酔って帰る父。不審に思った息子が父の後をつけてみると、こんこんと湧き出る水をお酒と思って飲んでいるのだった。それを見た放蕩息子は心を入れ替えてまじめに働くようになりましたとさ、という伝説まで書いてある。
強清水のそばは、安くて旨い!と思って感激していた昔に比べ、最近はそう感じられない。のは、私の舌が肥えたのか、水が変わってしまったのか、そばが変わってしまったのか?最初から名水!と思いこんでいると評価も『水増し』されちゃっていたのだろうか?
00/12/12(火) 小原庄助さん
会津若松のいちばんの有名人といえば、間違いなくそれは、小原庄助さんだろう。民謡『会津磐梯山』の中で、朝寝朝酒朝湯が好きで身上をつぶした豪放磊落な人物として歌われている。この小原庄助さんという人物が実在の人なのかどうか、何人かの候補はいるようだが、どうも確たるものはないらしい。
会津若松の会津酒造歴史館には、小原庄助コーナーというのがあって、伝説の人物、小原庄助さんの実態を知ることができる。流行りの占い風に、『あなたの小原庄助度』チェックコーナーまであり、思わずやってしまった私は、かなりな小原庄助だった。確かに、朝寝坊も温泉もお酒も好きである。


宝の山、会津磐梯山

会津若松から車で10分ほど西にある、サンピア会津という温泉(厚生年金施設)に連れて行ってもらった。寝湯、サウナ、広くてきれいな露天風呂もあり、17:00過ぎからなら\500!嬉しい!久々の温泉で露天風呂、湯加減もちょうど。もーお、感激。お勧め!
会津は山に囲まれた盆地で、あちこちに温泉があるのだが、最近はこういった公共施設が沢山できて、湯めぐりも楽しくできるそうである。身上つぶさない程度に、お酒飲んで、朝寝坊してゆっくり
温泉めぐりしたいなあ。
00/12/10(日) サザエさんクッキー
今回のみちのく一人旅では、各地で一風変わったものを見かけた。これはその第一弾。東京世田谷にあるはずの磯野家が、なぜ栃木県で売られているのだろう?7人と1匹が仲良くクッキーになっている。皆の表情がにこにこしてとても可愛いので、思わず買ってしまった、サザエさんクッキー\735也。あの難しそうなサザエさんのヘアスタイルもちゃんとそのまま。波平さんの頭には一本亀裂が入ったような線があり、これがあの一本毛なのね。

ネットで調べてみたら、サザエさんみやげものシリーズは、東京駅のKIOSKで人気商品らしい。このサザエさんクッキーは、どうやら、缶のデザインなどからして、『サザエさんのプチサブレと全く同じもののようだ。このほかに、人形焼やバナナケーキもある。うーむ。なんだか食べてみたくなったなあ。東京駅、明日行ってみるか!?
参考サイト:http://www.rakuten.co.jp/kioskgift/index.html

00/12/9(土) 嫁入り道具
和箪笥が欲しいと思い続けて、プロフィールの欲しいもの欄にもずっと載せていたのですが、とうとう手に入れました。母の実家に古いものがあると聞きつけ、譲り受けたいとは以前から申し出ていたのですが、この度、車で行ったついでにもらってきました。まるであつらえたかのように、高さ90cmがちょうどワゴン車の幅にぴったり。なんとこれは、私の曾祖母の嫁入り道具なのだそうです。1896年(明治29年)、今から100年以上前のもの。ただの古いたんすを貰い受けるだけと思っていたのが、血のつながった曾祖母の嫁入り道具と聞いて、俄かにそれがただの箪笥には思えなくなってきました。お嫁入りの時は、大八車か何かに乗せて運んだのだろうか?中には帯や着物を入れていたのだろうか?箪笥の後ろに、生活や人物が浮かんできて、思いがけずも大きな宝物をもらったような気分です。ひいおばあちゃん、会ったことはないけれど、曾孫の私が大切にするからね。

00/12/2(土) 流行おくれ
年末になって、いろんなジャンルでの今年のランキング、というのが出てくるようになったけれど、その半分はピンとこない。在米中、日本からのメールにやたら、「おっはー」という挨拶が増えてきたのは妙なことだと思っていた。今年の流行語大賞なんだってね。カラオケ人気曲を聴いても、歌詞や節どころか歌手の名前さえきいたことないものも多い。その代わり、今年前半アメリカで流行っていた歌を耳にすると、あ、聞いたことあるぞ、とすぐわかる。インターネットが普及して、確かに世界中のニュースをリアルタイムで知ることができるようになったけれど、よっぽど興味のあることでないと記憶に残らない。森さんが首相になったのって今年のこと?やはり、日々繰り返し耳に入ることの方が自然と頭に浸透するものなのね。
「一年くらい日本を留守にしてたからねぇ。」なんて、ヘタな言い訳ばかりしていると、実はそれは数年前からあった、なんてこともあって恥をかく。
流行りの場所や遊び場は、行ったことないことが多い。特に都会は。横浜駅東口に丸井ができたのはいつだったかな?まだ入ったことないと言ったら、数年に一度しか帰国しない外国に在住の友人にまであきれられた。先日新宿に行って、そういえば新都庁を肉眼で見たのは初めてだと思った。新宿南口にタカシマヤタイムズスクエアが出来たのは何年前?初めて行ってみて、すっかり以前の南口とは雰囲気が違うのに驚いた。新宿はどこも狭くてごみごみしていると思っていたけれど、ひろびろとしてきれいじゃないの。
今の時期、新宿サザンライツというイルミネーションをやっている。

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