99/2/28(日) スヌーピー
TV番組で、スヌーピーの作者チャールス・シュルツが取り上げられていました。漫画peanutsは、絵は筆のタッチがとても好きだったのですが、内容はシニカルに感じられ、子供時代はあまり読みませんでした。大人のための漫画という説明を聞いて納得。今読んだら面白いかもしれません。ゲームで逆転負けしたチーム、病気で髪の抜けた子、弱者の立場を登場人物がかばいます。自分自身が傷ついた経験から、相手を思いやる心を忘れない作者の思いがにじみでた作品なのでしょう。
スヌーピーも半世紀以上のずいぶんな長老犬なのですね。カリフォルニア州Santa
Rosaの街で、今でも毎日新作が生まれているそうです。スヌーピーのサイトのURLはこちら。
99/2/27(土) ノートパソコン
会社でB5サイズのノートパソコンを買うのに、予算内で好きなの選んでいいよ(でも使うのは私ではない)って言われて、楽しんでいろいろ調べているうちに、自分でも欲しくなってしまいました。私が重視するのは、
1)ポインティングデバイス:タッチパッド。アキュポイントじゃお絵かきできない!トラックボールは慣れればいいかも。
2)解像度:XGA(1024x768)以上。SVGAでは全体を見にくい。B5でもVAIO505とLet's
noteはXGA対応。驚き。
3)キーボード操作のしやすさ:Enterキーは右端、Escキーは左上端が定位置。キータッチがスムースなもの。
4)デザイン:頻繁に使う物だから気に入ったデザインで楽しくやりたい。
5)頑丈さ:粗暴な私の物の扱い方にも耐え得る強健なもの。
これでHD容量、メモリサイズ、CPU性能、バッテリ駆動時間などがハイスペックなら言うこと無し!なのですが、なかなか全てをクリアするものはないですね。どうしても、こちら立てればあちらが立たず、になっちゃって。
自宅では、この5つの条件を満足するSONYのVAIO PCG-737を使っています。今のところ不満はなく、仲良くやっています。
99/2/23(火) アルバイト
銀座に初めて行ったのは、大学1年生になった頃だと思う。一日だけの事務のアルバイトが銀座であったのだ。有楽町マリオンの高い吹き抜けを通りながら、なんだか華やかなところだなあと圧倒されていた。そして路地裏の小さなビルへ。若い女性ばかりが何人も集められ、何だか怪しいぞと感じた。殺風景で狭い部屋に、事務机と電話だけが置かれていた。仕事は、求人広告にあった『ごく簡単な書類整理』とは違って、渡された膨大なリストに片っ端から電話をかけ、紙に書かれたセリフを読み上げるというものだった。「こちら、柿沢こうじの事務所でございます。いつも大変お世話になっています…」。大抵は素っ気無い返事で気まずく会話が終わるのだが、無言で電話を切られることもあった。子供が電話に出て、「おかあさーん、xxってゆーとこからあ」と言ったまま誰も通話口に戻ってこないときもあった。一番困ったのは、代議士の顔見知りで、「あぁら、こないだも先生にお会いしたんですのよ。先生、お元気でいらっしゃいます?」などと聞かれるときだ。私は柿沢こうじなんて今の今まで会ったことも聞いたこともないのである。「ええ、はいい…よろしく申しておりました。」などと口ごもり、ため息をつく。ビジネスマナーも何も知らず、相手の反応にいちいち動揺しているようなウブな女学生には、この仕事は精神的に重労働に思われた。待ちに待った17時になり、延長1時間\1,000という甘い言葉(バイト代は1日で\5,000だった)も振りきって、外に出たときの解放感は今でも覚えている。柿沢さん、都知事になったら、純情な女学生が昔あなたのために尽力したってことを忘れないでね。
99/2/20(土) 現実逃避
書店で、ドラマ『深夜特急』の撮影時の写真集を見つけた。あの3部作は2年かけて撮ったものらしい。どおりで、大沢たかおが途中から急にたくましくなってるはずだ。
巻末の文に、このドラマのテーマが『現実逃避』であるとの言葉があった。原作とはちょっと違うのかなと思ったが、それはさておき、その言葉にあの積丹YH(ユースホステル)の秋の集いのことを思い出した。
ろうそくだけを灯し、一人一人が短い言葉を述べていく。何を言ってもよい。私は、自分の旅が現実からの逃避でしかないことを後ろめたく思う気持ちを述べた。全員が言い終わって、ヘルパーの中でも司会役のような人が私の言葉をとりあげ、誰かが現実逃避はいやだと言ったが、それでもいいと思うと語った。現実に疲れたら、現実の問題にまた立ち向かえる元気をつけるために一旦日常から離れて英気を養うのだ、それでもいいじゃないか、と。旅が現実からの逃避であってもいい。それは私には新鮮な考えだった。そうか。それでもいいのか。いけないと思っていたのに、恥じることなんかなかったんだ。
あれから、日常に立ち戻るため旅行中は旅に専念することを念頭に置いているが、結構思うようにならない。旅行中は現実を忘れて旅生活に没頭するのだが、日常に戻っても問題に立ち向かう気もやはりなくて、またすぐにどこかへ行きたくなってしまう…。
99/2/17(水) 梅
あちこちで梅が満開ですね。一面霞がかる綿あめのように豪勢な桜も美しいけれど、細雪が降っているようなひかえめな梅も美しい。今日のお昼に聞いた話では、この時期は特別に水戸の偕楽園近くに電車が停車するそうです。私は、梅を見ると決まって東慶寺(北鎌倉にある禅宗寺。縁切寺、駆け込み寺として有名。また花の寺としても名高い)に行きたくなります。東慶寺の横手から銭洗弁天にぬけるハイキングコースがお気に入り。山に入って散策してみれば、他にももっと春の息吹を見つけられるかも。
99/2/16(火) 勧善懲悪
そんなことは現実にはないに違いない。それは小説だからある話なんだ。でも、疑念も不信もあまのじゃくも邪魔なだけだった。最初から素直に読めばよかった。だまされないぞ、負けないぞと思いつつ最初読んでいた。
本当にこんな正義の味方のような病院や無償の愛で満ちた女がいるのか?(病院は是非あってほしい)。そして、金持ちになって自分の家庭を持って幸せになると本当にそんな非情になってしまうのか?勧善懲悪の時代劇のようにすがすがしかった。
『天国までの百マイル』(朝日新聞社 浅田次郎著)
99/2/15(月) マニキュア
爪を塗る。マニキュア液をたっぷりつけて、思いきりよくすーっと一息に。塗り重ねることなく、一度で塗れるようになってしまったのは、それだけ大人の女としての経験を積んできたということだろうか、少し複雑な気持ちになる。爪を赤く(今は青や黄緑も当たり前だけど)塗ることが、異性を魅きつけるための行為であるかどうかはわからないが、自分にとって気分転換になることは確かだ。髪を切ってもお化粧しても自分には見えないけれど、指先の変身は目に入る。普段し慣れないので、爪が呼吸できずに苦しそう。その窮屈な感覚もまた、いつもと変わった自分になったような気分に拍車をかける。
99/2/13(土) ストリート・パフォーマンス
横浜駅西口のザ・ダイヤモンド入口横でカナダ物産展をやっていて、ちろっと除いて見たのですが、民謡のBGMが流れてきてなんともミスマッチだなあと思っていたら、そのまた横でカナダ展とは関係無くストリートパフォーマンスをしている人がいたのでした。ギターを持って歌っている若者はいつも見かけるけれど、三味線と民謡というのは初めて。ちょっと新鮮でした。ここでは、以前南米の音楽演奏を聞いて思わずCDを買ってしまったりもしました。そういえば、伊勢崎町の松坂屋前を通ったら、最近売れていて私もファンの『ゆず』というグループが演奏していた場所として有名らしく、大きく垂れ幕がかかっていました。先日会った小学校の同窓生が、そのゆずの一方の男の子の家の隣りだということが判明してびっくり。横浜出身だったんだー。
追記
今掃除していて見つけた。ぴあチケット。ハッ、そういえば…。がびーん、Celine
Dionコンサート2/1の分、忘れてたよう。2枚で\16,000。昨年チケットとって今年に入ったら友達誘おうと思っててすっかり頭から消えてた。ショック!!
99/2/12(金) たこ焼き
タコヤキッと思ったらどうしても食べたくなった。こってりソースがかかって、口に入れるとほにゃほにゃ柔らかいあのたこ焼きが。関西ならともかく、ここは関東だ。屋台でもなければ普通の店にはない。銀座に2軒あるのは知っている。でもいつも混んでいてなかなか入れないのだ。週末の金曜日になんかとんでもない。
ところがところが。大粒のタコ入りのこれまた大きなたこ焼きが7つ入って\350のところがある。すごおくおいしいっていうわけではないけれど、このボリューム感でこのお値段はお得、と思う。確かこの時間には屋台を出してるはず…きっとあるはず…この角をまがったら…あったあった!おじさんがつり銭を両替に行っている間見てみると、鉄板は大きな玉用と小さな玉用の2種類並んでいて、小さな方は保温に使っているだけのようだった。そうそう、多分この小さい方で私も学園祭の手伝いでたこ焼きを焼いていた。金串でくるりと丸める時がたのしかったっけ。
かくして満足な夜を迎えた。食べたいと思ったものを食べられるのって幸せだよね。
99/2/8(月) チャンピオン
3回目です、今日の日記を書くのは。1回目はハングアップして消滅してしまい、2回目のネタは仕事に支障があるような気がして自分で削除。うーん、それならば昨日の続きを書こう。
その小学校の時の学級通信には、忘れ物の表が頻繁に登場するのですが、私は最初は目立たなかったのに、後期はブラックリストにのる程で、最後には堂々忘れ物チャンピオンに輝いてしまいました。上↑のプロフィールにある落し物・忘れ物癖はそんな昔からのものだったのですねえ。そして、別のページを開けば、笑ってしまうことにそんな私が『落し物係』をしているのでした。
99/2/6(土) 恩師
『山本先生、校長ご就任、おめでとうございます。
今日は感動で胸が一杯でした。懐かしい顔に会えたし、懐かしい話もできたし。何より、おしゃれでお茶目で颯爽としていた先生がどんなに変わられたかと思ってどきどきしていましたが、相変わらずおきれいで素敵な笑顔をされていたのがとても嬉しかったです。
あらためて学級通信を読んでみると、先生のマメで細かい心配りがわかります。親だけでなく生徒にも読ませようと、ひらがなとそれまでの授業で習った漢字で書いてくださっていたんですね。お得意の挿絵入り、全て手書きで、その労力はかなりのものだったろうと思います。日常の小さな出来事や、先生がいろいろと試された行動に対する生徒の反応や、授業中の討論会の様子など、学校生活の一端をのぞけるような様々な記事で綴られ、それは1年を終わって見ると300頁もの本になりました。
学校を中心として、生徒と教師と親とが一緒に教育に参加しているのを実感できるようなそんな素晴らしい環境にいたことを、私は卒業して何年も経ってから、気づきました。
今の時代、教育現場はいろいろ問題を抱えているのでしょうが、先生の明るさと行動力できっと素敵な学校になると信じています。先生のご活躍を心よりお祈り申し上げます。』
99/2/5(金) 強烈な二人
帰りの電車の中で私の右側に立った人は、肩まで届くウェーブのかかった茶色いセミロングの髪がきれいで、ロングコートが似合う細めですらっとした人でした。指先も細く白魚の手。どんな人かしらと横顔を覗いたら、やはり色白で鼻も高く、きりっとした太い眉でヒゲのある…ヒゲ?…よくよく見ると男性でした。
やたらと白く明るいのでふと視線を左の方にやると、そこには頭のつば広の帽子からスーツから足先の靴まで白でキメた男性が両手を広げて立っていました。小指までは見えなかったので、その筋の方なのか、単に白を基調としたファッションの好きな人なのかはわかりませんでした。ベンツから降りればかなりの迫力だけど、各駅停車の私鉄に乗っているのはちょっと微笑ましいような…。
99/2/2(火) 違法駐車
asahi.comのニュースで見たのですが、大阪で、30分までの駐車無料キャンペーンを試行したところ、駐車場利用にも違法駐車にも効果があったそうです。確かに、ほんの10分で済みそうな用事に、\600/時の料金を払う気にはなれませんよね。でもその数百円を惜しんだばかりに3万円近くを払う羽目になったことがあり、それ以後は用心深くなりました。あるはずのところから車が忽然と消えているのを見るのはかなりショックです。でも、時々お財布や鍵があるはずのところに見つからないのも、私にとっては同じ位のショックです。こんなに頻繁にショックを受けていたら心臓に悪い…。
99/1/26(火)
この人は心配事があってめげているんだな、とわかっていても、慰めの言葉をかけられない。自分が傷ついているときに周囲にあたる人なので、善意のつもりで下手な言葉をかけるとかえってこちらが傷つけられてしまう。それが恐い。と、自分を守るあまり他人に優しくできなかったことで自己嫌悪に陥ってしまい、やはりいやな気持ちになる。難しいな。
99/1/25(月)
夢見が悪かった。2m位の大きさで、色は半透明に所々蛍光の赤や緑や黄色が入ったカラフルな、まるでゴムでできたような怪獣3匹に追いかけられるという、こうして書いてみると幼稚な内容の夢。でも心底恐かった。ぎゃー、もうダメ、と思って目覚めた。だから朝からぐったり疲れていた。ああ、やっぱり色付きの夢を見るんだな。でも何が一体私にそんな夢を見させるんだろう?不思議。
99/1/24(日)
日本の少女マンガを文化人類学的に研究し、優れた作品を英訳してアメリカに伝えているマット・ソーンさんが、あるシンポジウムで読者に、「日本の少女マンガの登場人物はなぜみんな白人なのか」という質問をされたという。その理由としては、「目が大きい」「顎が細い」「髪が金髪(黒く塗りつぶされていない)」というもの。もちろん日本の少女向けに描かれたものなので、大抵の場合、設定は日本人である。
その人にとって、当たり前のものには特別な表記なしでも済むが、異質のもの、特別なものには印となるマークがつく、という法則が言語学にはあるそうだ。質問した白人にとってアジア系やアフリカ系の人は、何か身体的な印があるべきMarkedカテゴリになる。つまり、白人にとってのアジア系とは、高い頬骨やつりあがった細い目という印がつくべきであって、それらの特徴のない登場人物は白人と思われてしまうというわけ。
当たり前過ぎて気がつかなかったようなことをあらためて気づかされる瞬間って面白い。誰がどう見ても普遍だろうと思っていたことが実はとても偏った見方であることがわかる瞬間、新しい世界が開けたような気になる。
『CAT』1999年2月号(アルク発行)の記事より引用。マット・ソーンさんの少女マンガのホームページには、マンガの歴史、お奨めの本もあり。
99/1/21(木)
インフルエンザで、きまま日記も中断してしまいました。そもそもの始まりは、コタツのうたた寝が原因ではないかと睨んでいます。コタツに入ったら、下半身が暖められて水分を失うので、きちんと水分補給をしましょう。コタツでミカンが欲しくなるのは、水分とビタミンCを補給して風邪を予防するという人間の本能だったのである(!?)。また、お茶の成分カテキンは、殺菌・消毒をするそうです。緑茶でうがいをすると風邪予防になるそうです。
さて、インフルエンザを克服した私の今の問題は、熱でかさついた肌や唇に明日どんなお化粧をしたらよいかということである。うーむ。
99/1/12(火)
帰りの電車で隣りに座ったおじさん、おもむろにケータイを取り出してしゃべり始めました。「もしもし、あ、(こちらは)おとうさん。…」車内での携帯電話のご使用はおやめくださいってアナウンスしてるだろーが、おやじぃ。人の寝てる耳元で大声でしゃべらないでくれー!駅へお迎え来てねコールかなあ?「今どこ?え、じゃ、同じ電車に乗ってるんだ」。え?同じ電車に家族が?娘かしら、息子かしら、それとも妻かしら?わざわざ電話するって何事かしら??気になってしょうがなくなり、私の降りる駅が来てもおじさん降りる様子もなく、仕方なく次の駅までつきあっちゃいました。果たして、電話の向こうは娘でした。何事も無く、仲良く家路につく二人の背中を見送りに、ついふらふらと隣り駅まで来てしまった私って、単なる間抜け?まあ、歩くのが少し遠くなるだけだからいいんだけど。
車内の電話が気になってしまう心理とは、会話は双方向のものと認識しているため、片方しか聞こえないと不安になるからなんだそうです。
99/1/10(日)
言葉にこだわるシリーズ。この間もらったお菓子のパッケージを見ると、Chocolate
Sand Cookieとあるではありませんか。日本語で書くと『チョコレートサンドクッキー』で何の違和感も無いが、チョコレート砂クッキーだよー、これじゃあ。
サンドっていえば、今、ケンタッキーで『ケンタのサンド』って宣伝してるね。ケンタだからいいけれど、マクドナルドだったら関東版のマックと関西版のマクドの両方作らないといけないところだったのでは。ミスター・ドーナツはモス・バーガーは?ケンタも、ケンチキって略する地域もあるらしいけど(本当か?)。
99/1/7(木)
昨日の日記の『書き口』っていう表現が気になって、朝一番に国語辞典を開いてみました。やはり『語り口』はあっても『書き口』という言葉はない。『書く』には絵をかくの意味も含まれていて、その場合は特別に『描く・画く』とも書くらしい。でも、辞書の項目としては『描く』も『画く』もないのよね。不思議。その隣りの『掻く』には、ずいぶんいろいろな意味がある。あぐらもいびきも寝首も恥もかつおぶしも全部この字くなんだ。へえーっと感心。つつーっと目をすべらすと、びっくり!『かきいれ時』はてっきり『掻きいれ時』だと思っていたら(竹箒やカジノのディーラーが使うような棒でお金を掻き集めるというイメージがあったので)、『書き入れ時』と書くのだって。帳簿に書き入れる機会が多い時、という意味らしいのだ。今まで誤解していたなあ。…という具合に、朝から辞書サーフィンしてしまいました。結局『語り口』に相当するような表現はみつからず、訂正できませんでした。
99/1/6(水)
帰り道に読んでいた本『英語でEメール!』(研究社出版
西森マリー著)に、AKAという単語が出てきて、あっと息を呑んでしまいました。それはたまたま今仕事で読んでいるソフトウェアの仕様書(英文)に出てきた言葉で、辞書にもないしスペルミスかしら???と頭を悩ませていたものです。Also
Known Asの略語で「別名」の意味でした。なんだー、仕様書に略語なんか書かないでよぅ…。
FYI(For Your Information=ご参考までに)やASAP(As Soon As Possible=できるだけ早く)はよく使うけれど、AKAなんて知らなかった。他に面白かったのは、日本でもe-mailやチャットでよくコメントの後につけられている『(笑)』、インタビューの雰囲気を出すために雑誌などに使われていたのがおおもとだと思っていたけれど、英語にもL(Laugh=笑い)っていうのがあるのね。LOL(Laughing
Out Loud=ゲラゲラ笑ってる)は(爆)、ROTFLMAO(Rolling On The Floor Laughing My
Ass Off=床を転げまわって大笑いしてる)は(核爆)といったところなんでしょうか。
この本には他にも、『よくこんな文を書く人がいるけど、それって実際にはこんなニュアンスになるから気をつけて!』といったわかりやすくて具体的なアドバイスがあり、それがまた著者独特の軽快な書き口で綴られているので、楽しくて愛読しています。
99/1/3(日)
年賀状は、年末年始に直接ご挨拶をする職場の人には出さなくてもいいかなと思ったり、でもやはり上司には出しておくべきなのかなと思ったり、その年に特にお世話になった人にはお礼のつもりで出しておきたいし、かといって旅先で一度しか会わなかった人にずっと出しつづけるのも疲れちゃうし…などなど、毎年頭を悩ませます。虚礼廃止と言って一切出さなかった年もありますし、宣言もせずにやめるのは失礼かしらと復活したり、電子メールで終わらせたり、いろいろ試行錯誤しています。年賀状を受け取る時にも、非常にいろいろなことを考えて複雑な気持ちになります。宛名も裏も印刷でどこにも手書きがないはがきは義理なのかなぁとか、まずい、出してないのに来ちゃったとか、独身のつもりでふざけた口調で出した人から『結婚しましたはがき』兼用で年賀状が来ると、ありゃまずかったかしらと思うし、私は夫宛てに出しているのにあちらからは妻の筆跡で挨拶される時には、私達は一心同体よということを言いたいのか、それとも単に夫側が忙しくて代行しただけなのか(でもやはり本人に書いて欲しい)、それとも逆に崩壊しかかっている家庭を暴露しないためにも幸せな夫婦を演出しているのか、などとまったく余計なことまで考えてしまったりします。はあ〜疲れる。でも、お手紙のやりとりは嫌いではないのです、基本的には。
99/1/1(金)
『ケータイPHS11ケタ〜♪』のCM通り、今日から携帯電話・PHSの電話番号が11ケタになりました。世には登録番号一括変換ソフトなるものが売られているようですが、PHSを持っているのに殆ど使っていない(使いこなせていない→11月27日の日記を参照)私には無用のもの。ホホホ、よかったわあ、あまり使ってなくて。登録した電話番号の呼び出し方さえ忘れてしまったほどですから(トホホ、困ったわあ、こんなにメカに弱いのにコンピュータエンジニアだなんて…)。
ところで、年賀状のイラスト(表紙絵)の題材を探して、Infoseekで『ウサギ
| シルクハット』の検索をしていたら、『うさぎの耳も11ケタ』というちょっと面白いページを見つけました。普段見過ごしがちな日常を鋭い目で観察し、シニカルながらも愛情を持って見つめている作者の様子が伺えます。→『猿知恵のしぼりかす』→『止まらザルたわごと』から辿ってみてね。
98/12/31(木)
子供の頃、大晦日は一年で唯一、0:00まで夜更かししてもよい日でした。わくわくしながら今年こそは起きてるぞと思うのに、いつもコタツで寝てしまい、「ほらほら、寝なさい」と起こされると、『ゆく年くる年』で鐘の音がゴーンと鳴っているのでした。大人になってからは、せめて(お肌のためにも)0:00には寝たいと思うのになかなか寝れない毎日です。
98/12/29(火)
隣りの『プライベートライアン』は立ち見だったのに、『私の愛情の対象』はがらがら。ゲイと同居する女性の友情と愛情ってのがテーマみたいなんだけど、登場人物がいっぱいいすぎてごちゃごちゃしていました。あまりに簡単にくっついたり離れたりするし、恋敵を招き入れたりするし、不可解、私にはちょっとついていけなかった…。主役のジェニファー・アニストンは可愛かった。ブラピの婚約者なんだって。
98/12/27(日)
クリスマスが終わったら一斉にお正月モードへ。大晦日までの数日は飾り付け、大掃除、おせち作り、年賀状作りなどなどで街中慌しくなります。そうそう、これこれ。これがないとお正月が来るって気がしないのよね。アメリカはクリスマスが終わっても飾りはそのまま。特に街の様子に変化がありません。日本でもお正月飾りが1月末まで残っていたりするので同じなのでしょうが、やはり1月にクリスマスツリーが飾られていて、去年は何だか年を越した気がしませんでした。で、私はお正月の準備を何かしているかと言えば、まだ何もしてないんですけど…。
98/12/24(木)
今日の夜は風が強くて空気が澄んで、星がきれいでした。駅からの帰り道は、またたく星をみつめて上を向いて歩いていました。あの星は何億光年先にいるんだろう。チカッて一回またたく間に、私の残りの数十年の人生なんて終わってるんだろうなあ。…なんて遠く宇宙に思いを馳せていたら、横の家からぷーんとイカの焼けたいい匂いがしてきて、一気に現実へ引き戻されました。やっぱり色気より食い気!
98/12/23(水)
お魚の生(刺身)も好きですが、お肉の生も好きです。馬刺しとかも好きです。時々、ライオンになってしまったような気がします。昨日の忘年会で出たユッケ、皆殆ど箸をつけないので一人で食べてしまいました。お肉といえば、先日お呼ばれしてご馳走になったすき焼きはおいしかったー。我が家のすき焼きには出てこないような高級なお肉だったに違いない。生卵が好きではないので今までやったことがないのですが、お肉を生卵に浸して食べてみたら案外おいしかった。これは肉の熱を冷ますためなんですってね。水だと味が薄まるので生卵を使うそうです。そんなの常識?ま、知識を蓄えたからって料理上手になるわけではないんですが…。
98/12/19(土)
船の一級免許を取って自分の舟でポナペ島へ行くことだって、今日乗ったタクシーの運転手さんの夢。邪馬台国の九州存在説を信じ、自分の仮説を確かめるために、ポナペへ行くのだって。ポナペには巨石遺跡があるのだそうだ。話に夢中な運転手さんに、次は左です、と合いの手を入れながら、その話をうんうんと最後まで聞いてあげました。舟を使った文化のミクロネシア地域と沖縄あたりはかなり密接な関係にあるのではないかという話で意気投合してしまいました。気に入ってもらえたのかタクシー代をまけてもらっちゃった。ラッキー。でも、夢のあるいい話だった。考古学者のようなおひげの珍しいタクシーの運ちゃんでした。
98/12/15(火)
帰りの車内で読む本がなくて、本屋を2軒はしごしました。2軒目で買った『H2
(28巻)』(あだちみつる著)は横浜駅までに読み終えてしまいました。西口にある有隣堂(書店)を4軒とも回ったのに、帰る頃には何も買ってないことに気づき、また東口の有隣堂へ。仕方ないので暇つぶしにパズル本でも買おうと探したら、いつものところにない。あれ、また配置換えしてる。趣味の雑誌だからこの辺かなあ、と探しまわるうちに余計なものまで目に入ってしまい、閉店の音楽に追い出されるまでには3冊の本を手にしていました。やられた。売り場の模様替えはこんなことももくろんでいるのだろうか。結局探しまわったのにパズル本はどこにあるのかわからずじまい。店員に聞けって?だよねえ。
98/12/14(月)
先日テレビ番組で谷村新司さんが言ってた風邪対策を試したら、なかなか効果ありでした。日本酒を脱脂綿に含ませ、それをタオルにつつんで首にふんわり巻くというもの。呼吸する空気が湿って喉の痛みがやわらぎます。おかげで今日はちょっと調子良かったみたい。でも朝から日本酒くさいのはイヤなので、今晩は白ワインのミニボトルを買ってきました。味わいまろやかで杯が進み、もう少しで全部飲んでしまうところだった!
98/12/12(土)
『社内向けの電子メールで使う敬称は、様か殿か?』ということが議論となりました。我社では、『xx殿』が多いのですが、もともと『殿』は目下の者に対する言葉であったため、目上の人に対しては本当は使ってはいけないようなのです。私の推測としては、社内とは言え見知らぬ人が多いので『様』がよいだろうけど、それじゃあまり他人行儀なので、同じ会社の仲間意識から『殿』を使うのではないか?というものです。そこで、他社にお勤めの友人にきいてみました。いろいろあって面白いですね。
Aさんの場合(銀行にお勤め) :
「うちも社内では「さん」だね。「様」も「殿」もほとんど使いません。
そもそも、メールはフランクな表現でコミュニケーションすることに意味があるわけで、できるだけそうするよう心がけています。(とはいっても、サラリーマンである限り、なかなか理想通りにはいきませんが)」
Bさんの場合(JRにお勤め):
「ウチはほとんどもとお役所なので「殿」が多いかな。おやじは「殿」が多いし若いのは「様」かしら。あとは肩書きで呼ぶ。書面ならまるまる係長(様)、とか、なになに課長(様)、とかかな。若造でも書面上は「様」を付けるね、一般的に。こんなところです。(逆に書面上で「さん」はあまり見ないよ、もちろん呼ぶときはそう呼ぶけど。)」
98/12/9(水)
(月島探検隊レポートその1)スペインクラブとは、東京月島にあるスペインレストランです。ランチもやっています。
槇村さとるさんの漫画『おいしい関係』にあったのだけれど、レストランとは休憩するところ、元気を回復するところという意味だそうです。味以外にレストランが提供するサービスの質は、良い店かどうかを判断するのにとても重要なファクターになります。
スペインクラブのサービスは、味よし、店の雰囲気よし、店長も店員も気持ちのよい応対で、なかなかgood。値段が少々高めなのは仕方ないところ。あとは、BGMが心もちちょっと低めだとなお良いかな。ビールを置いていないという店は非常に珍しいと思います。何か意図があるのでしょうね。久々の花丸のお店でした。常連になっちゃお。お勧めメニューは、どれもおいしかったけど、『マッシュルームのトーバン焼きセゴビア風』は、アツアツでこってりして冬には嬉しいタパス(スペインのおつまみ料理)です。
98/12/8(火)
胃の調子が悪いっていうのに、先週末はまた、しめサバ、いわし、あじの光物づくしのお刺身を食べてしまいました。うぅ、大好物…。でもサバはいまいちだったな。おでんの『お多幸』のしめサバは、本当にしめてるの?というくらい酸っぱくなくて生っぽくて、非常においしかったです。もちろんおでんもおいしかったけど。おでんに、こんにゃくとちくわぶと卵ははずせません。明日は、運良く仕事がキッチリ終われば、再度スペインクラブに潜入です(レポートを待て!)。明後日は南欧田舎家風でイタリア料理だし。またまた今週も忙しい!(胃が)
98/12/3(木)
月島探検隊が行く!
ハロウィンでは豹に仮装して活躍していた現月島探検隊の隊長
青レンジャーが、隊員を引きつれて昨夜月島のスペインクラブに潜入!探検レポートを報告します。(そのうちにね。)隊長は、本日はもんじゃ屋へ探検に行った模様。レポートを待て!
先日まで気持ち悪さが邪魔をして食欲も無かったのに、今日からは食欲は復活したのに調子悪くてあまり食べられなくて辛い思い。そしてそんなときに限ってあちこちでおいしいものを食べる機会があったりするのよね。今週も忙しい!(胃も)