中東
'02/10

 

夏休みの行き先を決めるまでに、たくさんの国と地域が候補に上がって消えていきました。
季節的な条件、時期的な問題、一人旅に適する土地かどうか、費用は、みどころは、治安は?最後に残ったのが、シリアでした。
そもそもシリアが候補にあがったのは、アルゼンチンでお世話になった宿のオヤジさんが、「シリアはいい国だよ」ってお勧めしてくれたこと。

中東には興味がありつつ、言葉はゼンゼン通じそうもないし宗教的な知識がなくてそれなりに事前学習や準備をしなければならないし、治安的にも不安だからという理由でなんとなく遠ざかっていた国々でした。

今回始めての地域、どきどき。どんな国だろう?シリアという国名は、古代国家アッシリア帝国に由来するという。素晴らしい遺跡があるとか。とにかく、国際情勢が不安定なので十分注意しつつ出発します。

 

日次 日程 map
1 10/15 夜 羽田 - 関西空港 - 
2 10/16 ドュバイ(U.A.E.) - ダマスカス(シリア)
3 10/17 - パルミラ
4 10/18 - デリゾール - ハッサケ
5 10/19 - カラジャバール - アレッポ - ハマ
6 10/20 -アル・フサン(クラック・デ・シュバリエ) - ダマスカス
7 10/21 - ベイルート(レバノン) - バールベック - 
8 10/22 - トリポリ - ビブロス - ベイルート - ダマスカス(シリア)
9 10/23 - ドュバイ(U.A.E.) -
10 10/24 - 関西空港 - 羽田

 

概要

(2002年10月渡航当時の情報です)

国名 シリア・アラブ共和国 Syrian Arab Republic レバノン共和国 Republic of Lebanon
国旗
位置

地中海の東端つきあたり

緯度    
気候    
国土面積 18万5000平方km (日本の約半分) 1万400平方km(岐阜県とほぼ同じ)
人口 約1,750万人(1999年現在)人口密度 95人/平方km  
首都 ダマスカス Damascus ベイルート Beirut
言語 アラビア語 アラビア語・フランス語
宗教 イスラム教85% キリスト教13% イスラム教70% キリスト教30%
主産業 農業  
通貨 1シリア・ポンド(SP)=約2.5円 1レバノン・ポンド(LP)=約0.1円
電圧 220ボルト50Hz プラグの形状はB, C タイプ 110ボルト/220ボルト 50Hz プラグ形状はCタイプ
査証(ビザ) 必要。
現地の空港や隣国の国境では取得できないため、事前に日本で取得しておく必要がある。ビザ取得に必要なものは、5cmx4cmの写真1枚と料金:シングル\2900マルチ\5800(隣国に移動して再度シリアに入国する場合はマルチビザが必要)
(ビザ取得情報は変更の可能性があるため、都度大使館に問い合わせるなどして要確認。上記は2002年10月現在の情報)
必要。
現地空港や国境でも取得可能。
滞在期間によりビザの種類と費用が異なる。
日本との時差 日本より7時間遅れている(日本が朝7時のときに真夜中)
治安 中東の中ではよいとのこと。ただし、中東情勢は刻々変化しています。出発前に外務省の海外渡航情報などを閲覧し、十分に情報を集めましょう。 治安は一般的によいが、イスラエルとの準戦時下体制にあることを考慮し、現地の最新情報を常にチェックすることが必要。
国別電話コード 963 961
水道水もOK。ミネラルウォーターも売られている  
チップ チップの習慣あり
営業時間 土-木の8:00-14:00, 16:00-19:00。
政治体制 共和制 共和制。大統領制。
経済    
歴史    

 

アクセス

日本からシリアやレバノンへの直行便はない。
欧州、タイ、トルコを経由するいろいろなルートがある。
今回利用したエミレーツ航空では、関西国際空港からDubai経由で日本からは(待ち時間8時間半を含め)、ほぼ24時間、復路は同じくDubai経由で(待ち時間5時間含め)16時間かかる。

 

情報収集

在日シリア・アラブ共和国大使館
http://www.embargentina.or.jp/
〒107-0052 東京都港区赤坂6-19-45 ホーマット・ジェイド Tel:03-3586-8977
開館時間 9:00-12:00, 13:00-16:00 土日祝祭日は休み

シリア政府観光局
http://www.syriatourism.org/

UAE政府観光局
http://dubaitourism.co.ae/japan/

Islamic Center - Japan
http://islamcenter.or.jp/index.htm

 

旅日記

1 UAE入国 コラム:中東のインド
2

シリア入国

コラム:トイレ事情
3

世界最古の町

コラム:ファティマの手
4 パルミラへ コラム:悲劇の女王
5

パルミラ遺跡

コラム:ザカート
6

ハッサケ

コラム:クルド人問題
7

ハマへ

コラム:水車
8 天空の城 コラム:シリアの走り方
9 レバノン入国 コラム:三猿
10 フェニキア人の故郷 コラム:レバノン杉
11    

 

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このページの最終更新日:08/10/30>