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フロリダ通りを通り抜け、地下鉄Subte(スブテ)D線でレコレータ地区へ行ってみる。エヴィータのお墓があるところだ。
著名な人々がこの墓地に眠っているらしいが、とりあえず私には、エヴィータしかわからない。
そういえば、米国入国便ばかり気にしていたが、肝心の帰国便の確認をしていないことを思い出し、インターネットカフェに寄ってみた。 レコレータ地区は、墓地だけでなく、住宅街も高級。立ち並ぶお店も、ちょっとしゃれたブティックや小奇麗なレストランが多い。東京で言えば田園調布といったところか?カフェで休憩してみたかったが、そろそろ集合時間が迫っている。 ホテルまでは地下鉄も一本では行けない。市内を抜群の速さで確実に連れて行ってくれるというタクシーに乗ることにした。 ホテルへ行くには、世界一広いと言われる大通り、7月9日通りを横切らなければならないが、そのちょっと手前から大渋滞になって一歩も動かなくなってしまった。交通規制があるらしい。ここでいいです、と途中で降ろしてもらった。 なんと、7月9日通りでは、一部通行止めして、テロ事件の追悼式が行われていたのだった。何千何万という人が集まり、バスや自動車に乗ってきた団体もあり、何かお祭り騒ぎのようだ。 とりあえずはホテルへ急ぐ。相棒がなかなか帰ってこないのでいらいらしていた。この分では、空港への道も渋滞しているのではないか?せっかく飛行機が飛ぶのに、乗り遅れたなんてしゃれにならない。 待っている間、お世話になった受付の男性とおしゃべり。最初に来たときに、わざわざ部屋をいくつか見せてくれたり、飴をくれたり、いろいろ教えてくれたり、荷物を快く置かせてもらったり、何かと親切にしてもらったのだ。これから日本人のお客さんを呼びたいのか、日本語を教えてくれという。ちゃんと宣伝しとくよ。繁盛するといいね。
相棒が戻り、急いで空港へ。案の定7月9日通りには渋滞で出られない。近くでは接触事故などが起きて大騒ぎ。予定通り空港に着かないのではないかと冷や冷やしたが、渋滞は7月9日通り周辺のみで、高速道路にのればすいすいだった。 肝心のフライトは遅れ気味。不安なまま列に並ぶ。なんとか飛ぶようだ。よかった。 |
コラム:インカのバラ |
町のみやげ物屋や空港のデューティ・フリー・ショップで、写真のようなきれいなピンク色の石をみかけた。 正式名称はロードクロサイト、通称インカローズ(Rosa del Inca:インカのバラという意味)と呼ばれる高価な天然石だ。ピンク色に白の縞が入っている。ピンクの色が濃くて縞のない方が高価なんだそうだ。 ![]() 相棒が買う気を見せたので、店の人があれこれ売り文句を述べ立てるのを横で聞いていた。 帰国して調べてみると、ネット販売でもよく出てくる名前である。『情熱を呼び』『心の傷を癒し』『恋愛や幸福をもたらす』そうなので、一つくらい買っておけばよかったかも。 |
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<このページの最終更新日:06/03/06 >