「アイルランドへ行くの。」というと、アイルランドってどこだっけ?という反応が半分、アイルランドって何があるの?という反応が大部分だった。
なぜアイルランドなのか、というのは、アイルランドの人にもきかれたけど、ただ田舎を走りたかったというのが単純な答え。英語圏で治安が良く、日本人にはマイナーな国、で探したらアイルランドになった。マイナーな国に好んでいくのだから、上のような反応は当然なのである。事前準備としてアイルランド関係の本を探して少し勉強したりもした。北海道位の大きさで、人口は500万人強、イギリスの隣にある英語圏・カトリック系の国。自殺者数が少なく、文学者が多い。ノーベル文学賞授賞者がダントツで多い。イエーツのアイルランドの妖精民話も読んだ。IRAの紛争のイメージが強いけれど、実際にはヨーロッパ一と言える程、治安の良い平和な国らしい。島国なので、魚介類も豊富、のどかに暮らしている。…というのが行く前の私の印象。
行ってみて印象は変わったか?…まあ、まずは旅日記を読んでみてください。
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日 | 日程 | |
1 | 9/19火 | 成田→ロンドン | |
2 | 9/20水 | →ダブリン | |
3 | 9/21木 | →ベルファスト→モナハン→アスローン→シャノン | |
4 | 9/22金 | →モハ→ゴールウェイ→ロザヴィル→ゴールウェイ | |
5 | 9/23土 | →ロザヴィル→イニシュモア島→ロザヴィル→アデア | |
6 | 9/24日 | →リムリック→キャシェル→キルケニー→アークロウ | |
7 | 9/25月 | →ダブリン→ロンドン | |
8 | 9/26火 | ロンドン→ | |
9 | 9/27水 | →成田 |
<目次>
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国名 アイルランド共和国 Ireland グレートブリテンおよび
北部アイルランド連合王国
The United Kingdom of Great Britain and Nothern Ireland位置 ヨーロッパ大陸の北西。英国の西 ヨーロッパ大陸の北西。 緯度 北緯51.5〜55.5度 西経5.5〜10.5度 北緯50〜60度。 気候 通年比較的温暖。夏冬の差は激しくはない。夏でも20度を越えることは稀。冬は4〜7度で、降雪はあまりない。 緯度が高い割にメキシコ湾流の影響で冬でも極端に寒くは無い。1年を通して平均気温は5度〜15度くらい。1日の天気が変わりやすいのは有名。 国土面積 70,282平方km 244,108平方km 人口 約360万人 約5,800万人 首都 ダブリンDublin ロンドンLondon 言語 英語、ウェールズ語、ゲール語など 宗教 英国国教会、カトリック、プロテスタント 通貨 1IR£(アイリッシュ・ポンド)=100P(ペンス)=\174('95/9当時) 1£(ポンド)=100P(ペンス)=\170('95/9当時) 電圧 220ボルト 50Hz 230/240ボルト 50Hz 査証(ビザ) 3月以内の観光目的の場合不要。 6ヶ月以内の観光目的の場合不要。 パスポート残存
有効機関3ヶ月+滞在日数分 日本との時差 日本より9時間遅れ(サマータイム期間は8時間遅れ) 治安 都市部の繁華街から外れた場所などは注意が必要。観光客でにぎわう場所でのスリ等にも注意。 国別電話コード 353 44
9月末のアイルランドの気候なんて想像もつかない。
とりあえず、こんなものを持って行き、十分でした。
結構コンパクトにまとまりました。夏は汗をかくので着替えが必要かもしれないけれど、冬は2,3日同じでも構わないから、結構冬の方が荷物が少なくて済むんですね。
日本からイギリスへは、直行便で所要約12時間。BA(英国航空)、日本航空、全日空、ヴァージン・アトランティック航空などが直行便を運行。
日本からアイルランドへの直行便はない。イギリスを経由するのが一般的。ロンドン〜ダブリンの所要時間約1時間弱。パリ、ローマ、フランクフルトからは約2時間。
フライトが少なく選択の余地は余りない。ロンドン経由でBAかアイルランドのエア・リンガスでの入国が一般的。私は、『地球の歩きかた』ツアーの中から選んで、安い順に電話をしたが、日程的にもあわなかったりして、BA(British Airways)にした。初日の到着が18:30でちょっと心配だけど、宿は一人料金が加算されて高くなってしまうので、 AIR ONLY(\175,000)。
空路のほかに、イギリスやフランスから海路を使う手もあるようです。
イギリスはロンドン市内だけだったので地下鉄や電車を利用。
アイルランドでは、短期間でいきたいところを好きに回れるレンタカーを利用。アイルランドでは日本と同じ右通行で混乱は無く、通行料も多くないので、ドライブしやすい。アイルランドでのドライブ術については、旅日記で後述。
航空チケット代17万5千の他に、アイルランドの6日間のレンタカー代5万、ガソリン代1万、宿泊費・食費6万、雑費・予備1万、全部で13万円と見込んで日本円を持参(IR£立てのトラベラーズチェックがなかった)。
ユースホステル、B&B(朝食つき民宿)、Inn(手軽な宿)、Hotelまで種類はさまざま。
ロンドンでは、B&Bと中級ホテル、アイルランドでは、手軽に泊まれるB&Bを利用した。中級ホテル以外は予約せず、電話で問い合わせたり直接空き室を探したり。
アイルランドでは、時期と場所によっては宿泊施設の数が十分ではないため、すぐに空室がみつからず何軒かまわることになった。日の暮れる前に宿探しをしないとダメと実感。各宿の詳細は旅日記を参照。
アイルランド友の会 アイルランドに興味のある人必見。アイルランドに関するリンク集、アイルランドの音楽、世界のアイリッシュ・パブの場所などなどアイルランド関連の情報が満載。
1日目(95/9/19)秋風の寒いロンドン到着
2日目(95/9/20)パスポートが無い!
3日目(95/9/21)アイルランドの走り方
4日目(95/9/22)スージーが来ない!?5日目(95/9/23)アランセーターの生まれたわけ
6日目(95/9/24)ジプシーの女の子
7・8・9日目(95/9/25)再びロンドンへ・帰国
<このページの最終更新日:03/02/27>