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「夏休みはどこか行くの？」「私はアイルランドへ」「私も！」
会社の友人スージーと私は、偶然、同時期にそれぞれアイルランドの一人旅を計画していることが判明、どうせなら日程の重なる9/22～9/25に現地集合現地解散して一緒に周ろう、と計画を立てることにした。
行ってみたいところ、やってみたいこと、食べてみたいもの、をそれぞれリストアップ。初めて一緒に旅をする二人。うまくいくかな？初めての土地、ちゃんと会えるかな？出発前は期待と不安でどきどき…

本日の移動	成田→ロンドン
本日の朝食本日の昼食本日の夕食	自宅。機内。牛肉,温野菜,こんにゃく冷麺他機内。チキンカレー
本日の宿泊	London市内 Oxford House (B&B) ￡30.00(シングル)

昼どきだからか、連休あけの平日だからか、空港の手続きはすべてスムーズ。出国審査もガラガラ。小銭は邪魔になると思ってムリに￥280もするオレンジジュースを買ったら、機内に入って着席とともに配られたのは、オレンジジュースだった…。

人間観察。前に並んでいたＴシャツＧパンの軽装の若い男性は、座席の案内をしようと口を開きかけた英国人スチュワーデスを"I know！"と言ってさえぎり、座席隣りの黒人女性には"Hello！"と声をかけていた、はりきり君だ。
JRの駅の改札口からやたら目についていたカップルの女性の方は同じ便だった。カウンター手荷物検査で引っ掛かっており、空港利用料チケット販売機の前でしっかり別れの抱擁。何も皆の邪魔になるこんな所でしなくても、とひがみっぽくぶつぶつ思っていたら、この人は私の隣りの席だった。背のすらりと高い、モデルのような子。美術関係でロンドンに留学する、といった雰囲気。通路はさんで離れてしまった２人組の女性がこの子に交渉して代わってもらい、モデルはあちらへいってしまった。この２人組は学生か？すこしはしゃいでおしゃべりしている。

１時間遅れ。助走が長かった。
おなかすいた。お昼たべそこねた。でもあと30分位で食事にありつけそうだ。

空は快晴。機内は変な匂いや乾燥もなく、今のところ快適。眠ろうと思ったのに結局眠れず。

雲のじゅうたんも様々、もこもこやさらさらやふわふわ。灰色のふわふわの中に埋まると下にロンドンの街が見えてきた。街というより村という雰囲気。畑が広がる。区画ごとに建物の色が統一されててきれい。シドニーにおり立つ前の景色とどことなく似ている気がする。離陸が１時間遅れた割に、到着はほぼ予定通り。両替し、受け取り荷物もないのですぐに出られた。両替所でB&BのOxford Houseに電話するが、not recognizedと表示される。市外局番が必要なのかな？
地下鉄駅の放送が聞き取れない。白髪のおしゃれな、人のよさそうなおばあさんに、「何て言ってたの？教えて。よくききとれなかったわ...」と話し掛けられたが、はなから聞く気もないのでわからない。「あと７分て言ってるのよ、たぶん。」と逆に教えてくれた。
街の中心までいくはずの電車は、何故かNORTHFIELD止まり。全員おろされ、あとから来た電車に乗り換え。車両故障かしら（後日聞いた話では、ロンドンの電車は予告もなく突然路線が変わったり、時間どおりに運行されなかったりということがよくあるらしい）。外のプラットホームで待っていると、秋風が寒い。そういえば、機内の放送で北風と言っていた。でも18℃ならさほどでもない。South Kensingtonで乗り換え。Victoria駅で再度電話。今度はＯＫ。0171が市外局番みたい。イギリスでの初めての電話なので、呼出音がどのパターンなのかがわからなかった。プーップーッが呼出音だった。

シングルルームが空いててよかった。部屋も共同バス・トイレも清潔でGOOD。広くはないけど、沖縄オーシャンビューホテルや新潟でフンパツしたホテルイタリア軒だってこんなもんだったわ。こもった匂いもなく、天井・壁・床もきれい。洗面所もついてて朝食込みで￡28≒￥5,000。うーん、やっぱり安くはないかも。
部屋の備品：ヒーター、扇風機（壊れてる）、鏡、くくりつけのテーブル、いす、洗面台、せっけん、コップ、バスタオル・ハンドタオル。
眠い。つらい。徹夜したみたいなものだから。時差ボケになっちゃう。

アイルランド・英国 旅日記 １日目 秋風の寒いロンドン到着

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１日目秋風の寒いロンドン到着