アイルランド・英国 旅日記
7・8・9日目 再びロンドンへ・帰国


95/9/25月 天気:快晴のち晴時々ロンドンは曇

移動 アークロウ→ダブリン→ロンドン
朝食
昼食
夕食
B&Bで。各種シリアル、トースト、バター、目玉焼き、トマト、ベーコン、ソーセージ、紅茶
機内で。ゴマ付パンのツナとコーンのサンドイッチ、ハム、チョコレートバー
カフェで。コベントガーデン駅近くのDiana's Diner。キドニーパイ、peas&chips、紅茶
宿泊 Burns Park Hotel £60.00(シングル。バス/トイレ付)。
アールズコートEarls Court駅から徒歩2分。広くはないが、一人には十分。公園の向かいで静かな環境。

 

朝食に他の客はいなかった。食堂に飾られていたのは、オーナー夫婦の結婚式の写真。中にどアップもあって、ちょっとびっくり。日本人の感覚だと、自分の顔のアップを他人が朝食をとる食堂に飾るなんて恥ずかしい。

スーパーで買い物。地元のスーパーは、住民の生活をのぞくみたいで楽しい。前に並んだ人は大きなカートにあふれんばかりに商品を積み上げている。一週間分かしらとも思うけど、普段食堂で出てくるボリュームを考えると、アイルランド人にとっては3日分位かもしれない。

あちこちまわって戻ってくると、さすがにダブリンは大都会という感じ。5日前の印象とは大分違う。レーンも交通量も増えてきた。車を借りるかどうか散々迷っていたスージー、ダブリンに入って「こんな都会は私には走れない!」ときっぱりあきらめた。それを聞いて私も安心。
インフォメーション近くでスージーとお別れ。ここで今日の宿を探すのだそうだ。「忘れ物ないようにねー!気をつけてねー!」

空港に到着し、車を返す段になって、後部座席にスージーのカメラが転がっているのを発見。あわてんぼさんねぇ(パスポートを落とした私ほどではない)。
車を返し、VAT(付加価値税)払い戻し手続きをし、カウンターでチェックインし、お土産を買い、大忙し。クラダリング(王冠をかぶったハートマークを両手で持っているデザインの指輪)が欲しかったけどゆっくり見ている暇なく、断念。
緑の中にどっぷりつかった5日間だった。強風と太陽によって体感温度が10度位違うような、自然を直に感じるような国だった。

 

 

ロンドンのガトウィック空港で見かけた人々


Luggage Claimで、少し離れて同じ格好で立ってベルトコンベアーを見つめていた双子、かわいかった。


Gatwick Expressの
車掌さん

荷物も大分増えて面倒だし、最後だから少し豪華に、トーマス・クックでホテルを予約。手数料£4.50(\780)は高すぎる!

係のお兄さん、とても丁寧な応対。慇懃すぎるかも。制服のズボンがはちきれそうなお腹をしていた。

VICTRIA駅で地下鉄に乗り換え。料金表を眺めていると、「もう使わないから£2.50で買わないか?」と若い男からOne day travel ticket(£3?)を売りつけられた。小銭が足りなかったけど、あるだけでいいやと£2ちょっとになった。なんだ、もっと値切ればよかった。

ホテルで休憩してから夕方頃外に出た。
ハイドパークはSydneyのとは比べ物にならない程広い。街のあちこちに公園があり、並木道が美しく、まさしくヨーロッパの秋のイメージぴったりの風景。クラシックな黒いタクシーが多いのが更に趣きがあり。バッキンガム宮殿のお馴染みの赤い服の兵隊さんも見てきた。

 

ロンドンの露店

 

ピカデリー駅で見かけた老夫婦。1つしかない席を夫が妻にすすめ、電車がきたら手を差し出して椅子からひきあげ、手をつないで待つ。日本じゃ見られない光景だ。

コベントガーデン駅近くのDiana's Dinerへ。ガイドブックにあった『安くておいしいホームメイドのイギリス料理』を期待して行ったが、普通のカフェだった。キドニー(kidney:牛の腎臓)パイとミルクティーの夕食。ミュージカルの開演がせまっていたので、よく味わいもせずに口にほおばる。タイムリミットとあきらめてレジに行くと、店じまいを始めたせいで私が出て行くのかと勘違いし、急がせて悪いと思ったのか、少しおまけしてくれた。

急いでドルーリーシアターへ。他の客の服装は、フォーマルだったりカジュアルだったりいろいろ。右隣は濃厚なカップル。席につくなり、熱い抱擁。左隣は女性2人。行儀が悪く、長いことじっと座っていられないようで、がたがたうるさい。休憩時間に白ワインを飲んだ。間違えてアイルランド札を出したら、イギリス人もあまり見たことないのか、何度かひっくり返してからこれは違うよと返した。
肝心のミュージカルの方は、期待しすぎたせいか特に感動もなく。よくできてるなとは思うけど。舞台はベトナムじゃなくても戦後の日本でも実際に数多くあった話だろうと思う。日本でもう一度見てみたいと思った。

 

95/9/26火〜27水 天気:曇時々雨

移動 ロンドン ヒースロー空港→成田
朝食
夕食
朝食
ホテル。各種シリアル、デニッシュ、クロワッサン、バター、ジャム、卵料理、煮豆、ハッシュドポテト、トマト、ベーコン、ソーセージ
機内で。ターキーカツレツ+シェルパスタ、サラダ、フルーツサバラン、チョコレート等
機内で。ジュース、フルーツ、ジャムオムレツドライフルーツ添えスコットランド風パンケーキ、デニッシュ、ロールパン

 

朝は雨の中街を歩き回って必要な買い物をすませた。でも、やりたいことの半分もできなかった。カシミアのコートかセーターが欲しかったなあ。
空港ではチェックインにずいぶん時間がかかった。他の人はそのまま荷物を預けていたが、私のはX線検査にかけられた。なぜ?

 

 

 

では、最後に一緒に旅したスージーさんの感想を聞いてみましょう。思えばこれが私達の最初の同行だったのね。

移動、移動の連続で目まぐるしく、とてもエキサイトな旅行で自ら困難を作って克服って感じ、
とにかく忙しく楽しい旅行だった。
こんなことを毎回行っているともこは、凄いと思った。
それにあんなにゆれている船の底で寝ちゃうなんて....凄すぎる。

ともこの偉大さが分った旅行だった。 はぁ〜。

by スージー

このため息はどんな意味が…。お疲れ様でした。
スージーとの旅行は、この後、メキシコ編、カナダ編と続きます。

 

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<このページの最終更新日:04/11/01>