那須・板室温泉  2010/05

 

人の動くゴールデンウィークを避け、一週間後の週末に那須に小旅行に行きました。
目的は、このところ忙しくこれからもまだ忙しい時期が続く中のリフレッシュと、仮面ライダー・フリークの息子に仮面ライダー・ショーを見せるため。

ところが、休日のETC1,000円割引の影響なのか、往復の東北自動車道路は思ったよりも車が多く、断続的な渋滞にかえって疲れを増す結果となってしまいました。ま、精神的にはリフレッシュできたし、息子の楽しそうな顔をを見られたしで、よい思い出となりました。

 

浦和から那須までの150kmの間に3回も事故渋滞があり、仮面ライダーショーに間に合わない!とやきもきしながらもノロノロ…。これまで何十回と休日の東北自動車道を利用してきたけれど、こんな短い間に3件もの事故に遭遇するなんて初めてのこと。結局午前中の仮面ライダーショーには間にあわず、辿り着いたころにちょうどすべてが終わっていた。 仕方ない、午後の部に照準を再設定だ。りんどう湖

今回の第一の目的地である、りんどう湖ファミリー牧場。那須高原の小さなスイスというキャッチフレーズで、人造の湖(農業用ため池なのだそう)の周囲に公園や遊園地や牧場が配置されている、文字通り家族で楽しめる施設である。

りんどう湖ファミリー牧場
http://www.rindo.co.jp/

チューリップ1入場料が少しは割引になるかと思ってJAFの会員証を提示したところ、親子3人で3,800円のところ、2,500円に!5月中のみの期間限定優待があったようで、ラッキー!
(りんどう湖のホームページにも、インターネット特別割引券があるようです)
さらに、3,200円分乗れるという、とくとく乗物券2,500円也を購入して、いざ入園。到着直前まで気分を悪くしてゲンナリしていたはるきも、「早く ぅ〜」と早まる気持ちを抑えきれずピョンピョンしている。スイス鉄道

さて、どこから行こうか?

まずはスイス鉄道へ。赤い車体が湖の脇を、黄色い菜の花畑の横を、緑の林の中を通って、湖畔駅から牧場駅までの700mの距離をゆっくりとのぼっていく。急な勾配の部分は、線路の間に歯車をかませてのぼるアプト式。このアプト式は、急坂の多い スイスの登山鉄道で生まれたものだそうだ。牛さんとご対面

牧場駅の周りには、牛、馬、ヤギなどのどうぶつがたくさんいて、乳搾りや餌やりを体験できる。
乳牛を飼育していた母の実家によく遊びに行って、牛の肥溜めに足を落としたこともある私にとって、牛がお尻を向けて並んでいる様子はとても懐かしい風景。今でも足を すべらせて溝に落ちてしまうのではないかとちょっとドキドキしてしまう。ヤギさん食べて

はるきは、ヤギさんみんなに平等に餌のニンジンをあげようと苦労していた。お腹の大きなヤギが赤ちゃん分まで食べようとしてるのか食欲旺盛で、小さな子ヤギを 突き飛ばしてニンジンをもらおうとするからだ。

餌やりの後は、少し早めにライダーショー会場へ行って一番前の席を陣取った。これが今日のメインイベントだからね。入場料以外にショー観覧料・席料などかからないのが良心的でイイ。敵のフレンドリーチーム

キャラクターショーは、スーパー戦隊シリーズ(今は天装戦隊ゴセイジャー)、プリキュアシリーズ(今はハートキャッチプリキュア)、そして仮面ライダーシリーズ (今は仮面ライダーW(ダブル))が週末ごとに順番で行われているようだ。

主役お出ましの前に出てきた悪者3人組。仮面ライダーの敵役なのに、曲あてクイズに正解したお友達にはお土産をあげるよ!と妙にフレンドリー。初めは恥ずかしがっていたはるきも、私にたきつけられて遠慮がちに手をあげたが、やはりアピールが足りなかったか、端っこのお友達に 解答権を奪われてしまい、後で悔しがっていた。

さて、お待ちかねのライダー登場の時間。一番前の至近距離で、本物(?)のライダーを目にして、息子、どんなに興奮しているか?と親もワクワクで息子を見つめるが、どうも反応が薄い。ジャンプしたり、屋根から飛び降りたり、 何度か変身したりと見どころはあって、それなりに楽しめた。でも、ほかの子がつい大声で「あーっ!」とか「がんばれー!」とか声をあげちゃうような場面でも、息子からは無音。
後になって、「あの(仮面ライダー)ダブルは本物と違うよね」との発言あり。あら、もう5歳にもなるとお芝居ってわかるのか。というか、ちょっと冷静すぎないか?大好きな仮面ライダーが目の前で戦ってるんだから、も っと興奮して見ててもよさそうなのに。
でも、ライダーを見たこと自体は楽しかったようで、後日保育園の友達に自慢していた。

ライダーショーよりも生き生きしていたのは、その後の広場の遊具やゴーカート、アスレチックでの遊び。まだまだ遊び足りない!というところをなだめて 出口へ向かう。

もう疲れたから、ちょうど近くからゲートまで渡してくれる遊覧船に乗っていこう!という老体の親2人vs.絶対に足こぎボートに乗りたいと頑張る息子。足こぎボートじゃんけんでパパが負けてしまい、ボート乗り場までぐるーっと歩いて最後に30分の足こぎボートに乗るはめに。 案の定息子の足はぺダルに届かないので&パパはすぐに疲れてさぼるので、懸命にこぐのは私。あー疲れた。でもダイエットになったかしら。

遊び疲れた息子も、牧場を出て宿に向かって走り始めた頃に寝てしまった。森林浴それにしても、林の緑が鮮やかで気持ちがいい こと!

今日のお宿は、板室温泉。確か栃木の方に杖忘れの温泉と呼ばれる所があったはず…とネット検索した結果、目的の芦野温泉は見つかったが、未就学児の入館はお断りとホームページにあって断念、同じ『杖忘れ 栃木』で出てきた検索結果に板室温泉があって、板室温泉 温和会のページに辿り着いた。

板室温泉 温和会
http://www.itamuro.com/

うーん、こじんまりとして、どこもなかなかよさそう。その中で、リニューアルしたてで家具や部屋が和風でモダンでいい感じ!と思った、ONSEN RYOKAN 山喜に決定。

ONSEN RYOKAN 山喜
http://www.yamaki-onsen.com/

着いてみると、思った通り館内は落ち着いた和モダンで、 素敵なお宿。恥ずかしがり屋のはるきがめずらしく、出迎えてくれたスタッフのお姉さんに元気にあいさつができた。後で聞くと、お姉さんがかわいかったからだって。おませなやつめ。
お料理もおいしかったし、スタッフの心配りもありがたく、快適に過ごせた。布団も気持ちよい。枕あわせできるのもいい。一点残念だったのは、22時〜24時まで予約客以外お風呂を使えないこと。なので、逆にほかの時間は目いっぱい入ってやろうと計3回つかりにいった。お湯の温度もぬるめで子供も入りやすく、お風呂用の本が置いてあったりして、確かに長く逗留して治療する湯治客向きのお湯なのかもしれない。 でも、杖忘れる位よくなるには、1回じゃだめだよね、やっぱり…。

宿のすぐ近くを流れる那珂川には、子供の日も過ぎたけれど、たくさんの鯉のぼりがかかっていた。その川の水の澄んでいることったら!夏に川遊びするにはもってこいの河原もあったりして、あーまた来たいなぁ。

鯉のぼり

那珂川

山の新緑も、実に多様な緑で、目を奪われる。こんなにたくさんの緑をみたことがない!大きな橋の近くには、小さな吊橋もあったりして、秘境の雰囲気が。

 

翌日は、アウトレットへ。

那須ガーデンアウトレット - NASU GARDEN OUTLET
http://www.nasu-gardenoutlet.com/アルパカ

滅多に身の回り品の買い物をすることのない私たち大人はショッピングを、子供はキッズガーデンや森の学校やなぜかここにもある小動物ふれあいコーナーでうさぎやヤギや犬に触れて、満足。アルパカまでいた。アルパカ牧場が確か那須にあったと思うが、こんなとこまで出張して、客寄せアルパカくんも大変だ。田園風景

帰りはやはり渋滞となったが、久しぶりに山の近くに行って緑のシャワーを浴び、田園風景を眺めることができて、ほっとした。やっぱり私は海よりも山が好きかもなー。

那須は5年ぶりで、前回は日帰りだったけど、今回は温泉も楽しめてよかった。ファミリー向け施設も多いから、次回また近いうちに来るかな。

 

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<このページの最終更新日:2010/05/30>