1日目 晴 鹿児島経由屋久島へ
屋久島までの道のりも楽しもうと、往きは船で旅情を味わうことにした。鹿児島空港から市内へは15分か20分ごとにバスが出ていて、約1時間で到着する。県庁周辺でバスを降りれば、屋久島行きの高速船・トッピーが出港する本港北埠頭までも歩いて行けるが、まずは、市内一の繁華街、天文館通りを歩いてみることにした。 | ||
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この巨大な盛り飯みたいなのは、実はかき氷(もちろんオブジェ)。氷白熊は、そのボリュームと種類の豊富さで有名なんだって。天文館通りのアーケードでお店(むじゃき)を見つけたけれど、残念ながらまだ開店前だった。
氷白熊の本家
むじゃき |
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あっという間に出港時間が近づき、走って港へ。ビールを買って乗船。船に乗るときに、桜島がきれいに見えた。鹿児島は今度で3度目だけど、こんなにきれいに見えたのは初めて。これだけでも、鹿児島に寄ったかいがあったというもの。 |
時間があったらこの島にも寄ってみたかったんだけど、残念。降りる人よりも、乗り込んできた人の方が多かったみたい。 船窓に、いよいよ屋久島が見えてきた!おお、そそり立つ山!さすが洋上アルプスの島。ワクワク感、急上昇。 |
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メールでお知らせしていたので、スズキレンタリースの中島さんが、港にお迎えに来てくれていた。 | ![]() |
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レンタカーの手続きを済ませて、まずは宿へ。田代別館は、スズキレンタリースから歩いていけるほどの距離。 部屋は、ゆったりした和室。窓の外はとうとうと流れる宮之浦川。素晴らしい眺め。 |
日が暮れるまでにはまだ大分ある。とりあえず、島の北側を探検に行こう。 宮之浦からは、10分ほどの志戸子ガジュマル公園へ。入口に人はいるみたいだけど、無料? |
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足慣らしに歩くにはちょうどいい、こじんまりした公園。奇妙な形の背の高い木がたくさんあって面白かった。 『ガジュマルは、熱帯産のイチジクの仲間で、幹から多数の気根をたれ、それが土着し、やがてはどれが元の幹か気根か区別できないようになる。屋久島が分布の北限である。』(ガジュマル園案内の看板の説明より) |
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海がめの産卵地として有名な永田浜。海岸へ出た頃、ちょうど観光バスが到着して、ガイドさんが、すっとんきょうな声をあげていた。昨夜産卵しに上陸した亀がいるらしく、足跡が浜にくっきり残っていたのである。産卵時期は5月下旬から7月ときいていたので、まだ少し早いかと思っていたが、もうぼちぼち来ているんだ。見てみたいなあ。感動の出産シーンを。 | |
永田浜からしばらく西へ走ると、こんな亀のオブジェがあった。これじゃまるで空を飛んでいるガメラのようだ…。 |
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最後に屋久島灯台へ。主要道から、海の方へ入っていく。その道がまた滑るし、両脇に溝のある狭い道だし、突然鹿は出てくるしで、とても緊張。猿や落石注意の看板もある。注意しないといけないものがたくさんあって、緊張した。 白亜の屋久島灯台。入口は閉まっていてこれ以上入れなかった。 |
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水平線に沈むのは見られなかったけれど、きれいな夕日。隣の島は、口永良部(くちのえらぶ)島。 | ![]() |
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宿の夕食は、食べきれないほどの郷土料理。お風呂もゆったりのびのびで気持ちいい。 さて、明日の白谷雲水峡に備えて早く寝よう。 |
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<このページの最終更新日:01/08/24 >