マルタ/イタリア旅日記
5/2午前

5/2日 ミラノ

8:00過ぎ起床。ゆっくり朝食。多種のキノコや生ハムもあり、朝からなかなかゴーカ。
今日は一日ミラノ観光。主だった所を地下鉄や徒歩で巡る予定。まずは地下鉄駅へ。切符の買い方がわからず、駅員のおじさんに聞いたら親切に教えてくれた。地下鉄・市電・バスとも共通でL1500。刻印のあと75分間有効だ。地下鉄は割ときれいだ。イタリアっぽく、車内の手すりが黄色や赤の原色で塗られている。
まずは、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』のあるサンタマリア・デッレ・グラツィエSanta Maria delle Grazie教会へ。とんでもない行列だったら引き返そうと覚悟してきたのに、どこにも行列は見当たらず。修復工事のため5月27日まで閉鎖だって。あらあら。

気を取りなおして、近くのレオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館へ。入場料L10,000。日本語を含む各国語パンフレットあり。2階のダ・ヴィンチ・ギャラリーが見どころらしい。レオナルド・ダ・ヴィンチっていつの時代のひとだったっけ?地球の自転を発見した人?それはガリレオ・ガリレイ、などとトンチンカンなことを言いながら、最初は興味深く見ていたのだが、あまりに広すぎる。コンピュータサイエンス、時計、天文学、通信、化学、物理、交通、蒸気機関、鉄鋼、自動車、エネルギー…ありとあらゆる分野の科学技術が集まっていて、とても丹念には見ていられない。修道院を改装した建物なので、もともと博物館向きには作られていない。どこへいけばいいのかぐるぐる回って最後には何が何だかわからず、疲れてしまった。別館の鉄道館・交通館には大きな汽車や飛行機や船があって、子供なら喜びそうだ。外に出ると、白い綿があたり一面にふわふわしている。タンポポの種が一斉に飛んでいるのだった。うららか〜。
ドゥオモ(大聖堂)に向かって歩く。日曜日で店が開いていないのでどこも閑散としている。狭い道路にコンパクトな車が多く、かわいい(写真は、ダイムラー・ベンツとスウォッチで有名な時計のSMHが共同で作った2人乗りのsmart)。犬を散歩している人も多い。ウィンドウに飾られているケーキやジェラートがおいしそう。
狭い道から突然広場に出る。町の中央、ドゥオモへ抜ける広場だ。人もどこから降って湧いたのかと思うほど。風船、みやげ物、カバン、スカーフ、ジュース、お菓子…いろいろなものを売る人達もあちこちに。目立つのはスカーフ売り。アジア系の顔立ち。皆同じ格好だ。ズボンをはき、背中にリュックを背負い、両手にいっぱいかけたスカーフをひらひらさせて見せている。10mに一人の間隔で、ドゥオモ入口では3mに一人の間隔で立っている。

ドゥオモの中ではミサの時間なのか、学校の生徒が賛美歌を歌ったりしていた。ステンドグラスがきれい。

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スカーフ売りの人々

カリメロはイタリア生まれだったか!

5/2午後につづく…

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<このページの最終更新日:99/06/24>