ポルトガル
'00/8~9

出発の2週間前に、夏休みの行き先をポルトガルに決めました。久々の一人旅なので、飛行機のチケットだけとって、家族と親友以外には行き先も告げず、何も考えず、気の向くままにふらふら行こう。

それまで持っていたポルトガルのイメージ:タコやイカをナマで食べるヨーロッパでは珍しい国、魚介類がおいしくワインが美味しい。スペインのついでのように訪れる人が多い、どちらかというとマイナーな国。種子島に鉄砲を伝えた国。おいしいカステラの生まれ故郷。

日次 日程
1 21:00 リスボン
2 リスボン散策
3 コスタ・ド・ソル-ロカ岬シントラ-サンタクルズオビドス
4 ナザレバターリャ-ポルト
5 ギマランエスアマランテグァルダ
6 エルヴァスエヴォラ
7 モンサラースモウラ
ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオ
-プライア・ダ・ロシャ
8 サグレス-ヴィセンテ岬-
プライア・ダ・ロシャ
9 リスボン
10 8:00 リスボン発

上記日程表上あるいは地図上の地名をクリックすると、旅日記へ飛びます。

 

<目次>

[概要] [ポルトガル語] [アクセス] [交通] [レンタカー] [費用] [宿泊] [] [情報収集] [旅日記]

 

概要

国名 ポルトガル共和国 Republica Portuguesa
位置 ユーラシア大陸の最西端
緯度 北緯36°~42°首都リスボンは北緯38.5°(仙台市と同位置)
気候 北部はメキシコ湾流に影響された大西洋型気候、南部は乾燥した暖かい地中海型気候。内陸山岳地帯は寒さも厳しいが、全体的には通年温暖で夏涼しい海洋性の過ごしやすい気候
国土面積 約92,000平方km(日本の約4分の1) 南北560km東西220kmの縦長の国
人口 約1000万人
首都 リスボンLisbon。ポルトガル語ではリシュボアLisboa
言語 ポルトガル語
宗教 カソリックが大半
主産業 織工業, 観光(年間観光客は1000万人)、農業
通貨 1エスクードEscudo($)=100センターヴォCentavo(¢)=約0.5円(2000年9月)センターヴォは日常生活では私用されていない。
電圧 220ボルト50Hz プラグの形状はBタイプ。
査証(ビザ) 観光の場合90日以内の滞在なら不要。パスポートの残存有効期限は滞在日数以上。
日本との時差 冬:-9時間(日本が正午の時ポルトガル午前3時),夏(3月最終日曜日~10月最終土曜日):-8時間。※アソーレス諸島はさらに時差-1時間。
治安 ヨーロッパの中でも治安のよい国の一つ。
国別電話コード 351
ホテルやレストランでの水は問題なし。売店で容易にミネラル・ウォーター(アグア・ミネラル)が手に入る
チップ ホテルやレストランでは、料金にサービス料が含まれるため、基本的には不要であるが特別なサービスに対する心づけは必要。
営業時間 銀行は月~金の8:30~15:00。商店は9:00~13:00と15:00~19:00。土曜日は
歴史 紀元前2世紀ごろから、ポルトガルの一帯はローマ帝国の支配下にあった。
5世紀以降、ローマ帝国の衰退とともにゲルマン民族や西ゴート族が侵入を初め、やがてイスラム勢力に支配されるようになった。
12世紀中ごろ、キリスト教徒による聖地回復運動(レ・コンキスタ)が盛んになり、戦いの末1143年ポルトガル王国が誕生し、最初の王朝ブルゴーニュ朝が成立した。
15世紀初頭、ポルトガル第二王朝ジョアン一世の王子エンリケは軍を率いて海を渡り、北アフリカのイスラム教徒の拠点、セウタを攻略。この後ポルトガルの華々しい大航海時代がやってくる。
1488年バルトロメウ・ディアスによる喜望峰到達、10年後の1498年にはヴァスコ・ダ・ガマによってインド航路が発見された。この発見はインドの香辛料をもたらし、ポルトガルの国力は急速に伸びた。
1543年、ポルトガルの船は日本の種子島に漂着し、鉄砲を伝え、南蛮人として、日本との関わり合いを深めていった。1584年には、天正遺欧少年使節団が繁栄のさ中のリスボン港に着いた。
現在、ECに加盟している。1998年にはリスボン万博が開催された。

アクセス

日本からポルトガルへの直行便はない。
ポルトガルへ飛ぶヨーロッパの各主要都市を経由する飛行機便か、マドリード,パリからの国際急行列車か、ヨーロッパ各都市からリスボン、ポルト、ファロ行きの長距離バスを利用する。

交通

ポルトガル鉄道(CP)がリスボン~ポルト間の特急をはじめ、国内各地への特急や急行が運行している。幹線以外の地方都市間の運行本数は少なく、時間がかかる。
長距離バスは、民営分割化された元国営バス会社REが、全土をカバーしている。電車よりも一般的。
タクシーやレンタカーは、上記の決められた幹線以外へ行く場合、時間をロスしない手段として有効。

市内の交通は、バスやトラム、タクシーを利用できる。リスボンのタクシーはベージュ色のベンツに統一されているので、見つけやすい。タクシーのチップは通常料金の10%。

レンタカー

レンタカーは主要都市に各社のオフィスが揃っている。レンタカーを借りる際は、ID(パスポート)と免許証(日本の免許証+国際免許証)の提示が必要。21歳以上はOK。
車は右側通行(日本とは逆)。同じ太さの道の交差点では、右手から来る車が優先。ロータリーでは、ロータリーに入る車よりも、ロータリー内にいる車が優先。
シートベルトが義務付けられている。12歳未満の子供をフロントシートに座らせてはいけない。5歳まではチャイルドシートが必要。飲酒運転は厳しく罰せられる(血中アルコール濃度0.05%以上は違反)。制限速度は、街中で50km/h、主要道路と高速道路では90kmと120km。ガスステーションは7時~20時まで。高速道路のサービスエリアは24時間。道路をロバや家畜で占められていることもあるので、注意。

道路標識については、コラム:道路標識 を参照のこと。

費用

ポルトガルの物価は安く、交換レートからすると、日本の半額程度。物価の目安として、以下の表を参考にしてください。(円との交換レートは、'00/9月現在で1$=¥0.5)

 
ホテル1泊(3ツ星) 15,000
レンタカー9日間保険込み 72,000
ガソリン1リッター 186
遺跡・博物館入場料 600
日本への絵葉書用切手 140
絵葉書 40
使い捨てカメラ27枚 1475
ビッグマック(マクドナルド) 500
いわしの塩焼き(4尾) 1000
ビール(コップ1杯) 150
ジュース 200

宿泊

最初、HOTELの文字を探してもなかなか見つからなかった。この国は宿泊施設が足りないのではないか?と思い始めていた。そのうち、HOTELっていうのは外来語で、宿を示すのは他にもいろいろあるのに気づいた。国営ホテルのポウザーダ、他にResidencialやPensão,Estalagemなども宿泊施設を表す言葉。YH(ユースホステル)は国内に18軒ある。

昔の修道院やお城などを改装した国営ホテル、ポウザーダPousadaは全国各地にあり、豪華なレストランと食事を楽しめる。中世的な雰囲気が人気で、予約がないとなかなか泊まれない。クラス分けがされており、料金は上からCH, C, Bの順。ポウザーダの予約は日本からでも可能。
パラテルインターナショナル 東京都千代田区飯田橋4-3-8東日本ビル3F 03-3238-9951
Webサイト(日本語)はこちら

ポルトガル語

ポルトガル語はポルトガルの他に南米ブラジルや元ポルトガル領だった国で使われ、1億人以上が話している。ラテン系の言語で、名詞に女性形(aで終わるものが多い)と男性形(oで終わるものが多い)があり、名詞につく形容詞もそれによって語尾が変わることに注意。
日本にはじめてきたヨーロッパ語であるため、外来語として定着した言葉も多い。金平糖、天婦羅、ボタン、パン、コップ、タバコ、カルタ、ビロード、ラシャなどなど。ポルトガル語の外来語は2-300あると言われている。

ポルトガルはスペインの隣の国なのだから、スペイン語と似ているのだろうと思っていた。ところが、確かに単語は似ているが、発音はもっと複雑。どちらかというとフランス語に近いような気がするのは気のせい?話を聞いても、単語の切れ目さえわからない。
今回、準備が悪くて、現地語の事前勉強も資料も何も用意がなかった。現地に着いてから、「こんにちは」はなんて言うんだ??と初めて思い当たった。10日もいると、少しずつ覚えた言葉も増えてきて、それが通じると嬉しい。
あるとき、休憩したカフェの隣にある公衆トイレに入ろうとしたら、花壇整備のおじさんたちが大声を出している。どうやら私に向かって叫んでいるらしい。私は『H』と書いてある扉を開けようとしていた。HomenてWomenに似てるじゃない。咄嗟に女性かと思ってしまった。女性はSenhoraの『S』。覚えておきましょう…。

<基本>

日本語 ポルトガル語 ポルトガル語表記
はい スィン Sim
いいえ ナオン Não
おはよう ボンディア

Bom dia

こんにちは

ボア タルデ Boa tarde

こんばんは

ボア ノイテ Boa noite
さようなら アデウシュ Adeus
じゃあね(さようならのくだけた感じ) チャウ Tchau

ご機嫌いかが

コモ エシュタ Commo esta
良い ベン Bem

ありがとう

オブリガード(男性)
オブリガーダ(女性)

Obrigado
Obrigada

お願いします ポルファヴォール Por favor
すみません(excuse me) コンリセンサ Com licença
乾杯! サウジ Saude

おいしい

エスタヴァ ムイトボン Estava muito bom

いくら?

クアント エ?

Quanto é?
東西南北   este,oeste,sul,norte
郵便 コレイオ correio

<数> ( )内は女性形

10 100 1000
ゼロ
zero

ウン
(ウマ)
um(uma)
 

ドイシュ
(ドゥアシュ)
dois(duas)

トレシュ
três

クアトロ
quatro

シンコ
cinco

セイシュ
seis

セテ
sete

オイト
oito

ノヴェ
nove

シュ
dez
セン
cem

ミル
mil

<料理用語>

ごはん

アロッツ aroz アグア agua

パン

パン pão

コーヒー(エスプレッソ)

ビカ bica

ペイシェ peixe ビール セルヴェージャ cerveja

かに・海老・貝

マリスコス mariscos

チャ cha
カルネ carne

ミルク

レイテ leite

野菜

レグーメス

legumes スープ ソパ sopa

 

期待通り、ポルトガル料理はどれもすごくおいしかった。特に魚の好きな日本人にはどれもこれも素晴らしい!魚好きじゃなくても肉もおいしい!野菜もたっぷりだからヘルシー!
旅日記にメニューのいくつかをご紹介。

情報収集

ポルトガル大使館
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-10-3 神浦麹町ビル4F TEL:03-5226-0614

政府観光局(ポルトガル投資・観光・貿易振興庁ショールーム)
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-8 麹町クリスタルシティ1F TEL:03-5214-3232 FAX:03-5214-3231
営業時間 (昼休み) 10:00~18:00 (13:00~14:00)

外務省海外安全相談センター   世界各国の治安などの安全情報を出している外務省のページのポルトガル編。出入国アドバイス、安全と治安のアドバイス、滞在中のアドバイス、風俗・習慣と健康のアドバイスなどあり、行く前に一度は要チェック。

Pousadas de Portugal  日本語で日本からポウザーダを予約できる。

ポルトガルへ行こう!  サイトオーナー自身によるリスボンの町に関するエッセイやフォトライブラリ始め、リスボン交通情報、リスボン関連書籍の紹介や関連リンク集も充実。

リスボンのくりの家  リスボン在住のくりさんの現地情報。美味しいレストランやちょっとしたポルトガル語など内容が豊富。日常生活で感じたいろいろが面白い。

在ポルトガル日本国大使館  General Information(ポルトガル一般情報)のページは、気候や略史や治安状況など細かい情報が旅行者にも役立つ。また、数字で見る「日本」と「ポルトガル」は、出生率や出版物発刊数、価値観、生活満足度やなど多岐にわたったデータで両国の違いを知ることができ、興味深い。

太陽海外航空株式会社 イベリア半島専門旅行会社。スペイン・ポルトガルに関する旅行情報を網羅。

写真と絵本でつづる ゴンボビ旅日記  ポルトガルが大好きで3度も訪れている作者の旅日記は、人々の表情を捉えた写真が魅力的。

ぜんまい式ポルトガル紀行  ポルトガル各地の紀行文と豊富な写真を公開。

Portugal info  (英語)ニュースやイベント、宿泊、地図、各地の写真など旅行者にも役立つ情報のほか、スポーツ、エンターテイメント、ワイン、仕事やチャット、ゲストブック、出会いの場などなど。

Virtual Portugal  (英語)TOURISMのページでは、旅行に役立つ情報や各地の写真つき紹介がある。

PORTUGAL TRAVEL & HOTELS GUIDE (英語・ポルトガル語)国内の1792ホテルを紹介。オンライン予約可。

ポルトガルご  かのサンのポルトガル初心者向けやさしい解説つきページ。ABCの読み方や旅行で役立つ基本会話などあり。

山本和子のページ  語学講座のポルトガル語は、文法や発音、アクセントなどの解説がわかりやすい。ポルトガルの旅行記や写真もあり。

ポルトガルワインの店 播磨屋 ポルトガルのワインについて詳しく知ることができる

旅日記

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<このページの最終更新日:06/09/12>