お腹もいっぱいになったので、アルファマ地区の迷路をうろうろしにいく。期待していたどろぼう市はやってない。曜日が違うのかな?えっちらおっちら急な坂を登っていくと、後ろからやってきた車あり、私のそばを通り過ぎるときに、車に乗っていた兵隊さんが一斉にこちらを振り返った。そういえば駅の前は軍事博物館だったっけ。一人が手を振るので、振りかえした。おばさんでごめんよー。後ろ姿は、でも若く見えた?ウキウキ。 | ||
![]() |
|
![]() 抜けるような青空に映える 白亜のサンタ・エングラシア教会 |
サンタ・アポローニャ駅へ降りた。ガイドブックではオレンジだが、塗り替えてすがすがしい水色。ここからは、ポルトガル国内や欧州各地への列車が出発する。 | |
![]() |
![]() |
![]() |
Centro(中心部)へ向かって、てくてく歩く。大衆食堂みたいな所がたくさんある。喉の渇きに耐えられず、カフェに入り、Ice tea(といっても、缶ジュース)を飲む。
←『くちばしの家』。なぜくちばしかって言うと、外壁の模様がとげのようにとがっているから。歴史的建造物らしい。 SE(カテドラル)で休憩。教会に入って少し神妙な気分になる。椅子に腰掛けて旅の無事を祈っているうち、今までのこと、これからのこと、とりとめもなく考え始める。ふいに涙がでてきた。… |
|
SEの前をトラムが通っていく。サンフランシスコのケーブルカーのように、外のデッキにも人がいっぱいいる…と思ったら、ただ乗りしてる男の子たち。運転手が歩いている警官を見つけて、後ろ後ろって合図した。警官はコラーッて言って、追いかけない。なんだかどこかで見たような光景。いつの時代も男の子は同じ?なんとなく微笑ましい。 |
![]() ベレンの塔 |
![]() 発見のモニュメント |
車に戻って、ベレン地区へ。発見のモニュメントは、ポルトガルのツアーパンフレットには必ずでてくる有名なモニュメントである。そこから少し離れた所に、ベレンの塔がある。テージョ河からにょっきり白い塔が生えている。干潮時には水は引くらしいが、入口までは橋を渡らねばならない。この塔は元々、テージョ河を出入りする船を監視する要塞であった。世界遺産に指定されている。満潮時には水で埋まる地下牢などもあるらしい。残念ながら入館時間を過ぎていて中には入れなかった。
リスボンの一日観光は終わり。あわてて出てきて不足している衣類や洗面用具などを買わなければ。と、アモレイラス・ショッピングセンターを目指した。事前に地図を頭に入れていったら今度はすんなり着いた。一日で街になれてきたか?ショッピングセンターからホテルへも迷わず戻れた。今日は、方向感覚と勘が冴えているかもしれない。 |
コラム:アズレージョ |
|
<ポルトガル概要> <リスボンその1> <リスボンその2> <ロカ岬> <シントラ> <オビドス> <ナザレ> <バターリャ−ポルト> <ギマランエス> <アマランテ> <グァルダ> <エルヴァス> <エヴォラ> <モンサラース> <モウラ> <サグレス−サン・ヴィセンテ−プライア・ダ・ロシャ−リスボン>
TOMBOY home > 旅行記 海外編 > ポルトガル概要 > リスボン Lisboa その2
<このページの最終更新日:00/10/31>