![]() |
城壁に囲まれた白壁の美しい中世の町、オビドス。ここへは、とりあえず宿探しが目的で来た。海岸沿いの町で探していたが、なかなか見つからず、ある程度有名な町ならすぐに見つかるだろうと思ったのだ。Pousada(ポウザーダ)の文字を見つけた。ポウザーダは予約がないとなかなか泊まれない、人気の国営宿泊施設だ。でも、ダメもとで探してみた。ガイドブックの、ポルトガルきっての豪華ポウザーダ、という但し書きを見ると、トライせずにはいられない。薬屋のおばあさんに、ポウザーダはどこですか?と聞くと、英語が通じない。でも、ポウザーダだけでわかったみたい。ポルトガル語で、ずっと上ってくのよ、てっぺんよ、と言ってるみたい。あ、トップ?と頭の上叩く仕草をしたら、Sim, Sim(そうよ、そう)。ポルトガル語と日本語で話が通じて、なんだか嬉しい。もう8時を回っている。はやる心を抑えて、車一台がやっと通れる城内の狭い狭い道を慎重に通って行く。でも、やはり満室だった。9室しかないんじゃぁね。 | ![]() |
適当に走って他にホテルを見つけた。3ツ星だけどやたら施設は豪華。屋外内プール、テニスコート、スカッシュコート、公園、温室、etc。でも、いまいちセンスなし。ちょっと笑っちゃう。冷蔵庫を載せてる台は、小さくて冷蔵庫が傾いている。べッドのこの枕、丸いのはいいけど、どうやって頭を乗せるわけ?室内に緑を!ということで入れたのか、廊下の真中に生い茂っている熱帯植物。枝や葉が伸び放題に伸びて、腰をかがめて頭をさげないと通れない。 | ![]() |
|
|
白壁に色とりどりの花が映える。まるで南国のような明るさだ。この美しい町は、代々ポルトガル王から王妃へプレゼントされ続けてきた。帰国後にパンフレットなどを見ると、オビドスは観光コースとしては有名らしい。日本人のツアーグループも見かけた。 |
ワイン屋さんの入口でお昼寝中の犬
コラム:風車 |
|
<ポルトガル概要> <リスボンその1> <リスボンその2> <ロカ岬> <シントラ> <オビドス> <ナザレ> <バターリャ−ポルト> <ギマランエス> <アマランテ> <グァルダ> <エルヴァス> <エヴォラ> <モンサラース> <モウラ> <サグレス−サン・ヴィセンテ−プライア・ダ・ロシャ−リスボン>
TOMBOY home > 旅行記 海外編 > ポルトガル概要 > オビドス
<このページの最終更新日:00/10/31>