サンタ・フェ / アルバカーキ '96/3

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週末を利用して、2泊3日でNew Mexico ニュー・メキシコ州へ行きました。アメリカ・インディアンとスペインの文化が融合して独自のエキゾチックな雰囲気が漂うというサンタ・フェ Santa Feに一度行ってみたいと思っていたのです。アルバカーキ Albuquerqueは、ニュー・メキシコ随一の都会。しかし、ヒストリック・オールドタウンやインディアン・プエブロ・カルチュラル・センターなど、米国の歴史を窺い知ることのできる古いものと新しいものの融合した街です。更に、マザーロードと呼ばれた昔のルート66を辿って、ペトリファイド・フォーレスト(化石の森公園)にまで足を伸ばしてみました。

 


Albuquerque-Santa Fe:58miles
Albuquerque-Petrified Forest:210miles
  日程
1 3/22
San Jose
→(RENO AIR309)Albuquerque
→(シャトルバス)Santa Fe
2 3/23
→(シャトルバス)Albuquerque
3 3/24
→(I-40)Petrified National Forest
→(I-40)Albuquerque
→(RENO AIR743)San Jose

photo by Ron Behrmann
サンタ・フェの街。アドビの黄土色が街の色

アクセス

サンタ・フェへの一般的なルートは、アルバカーキ空港からバスを利用。アルバカーキ空港へは、アメリカ各地からの航空便が豊富にあるが、日本からの直行便はない。

'96当時利用したアルバカーキ空港〜サンタフェ間のシャトルバス、SHUTTLE JACKは廃止され、現在は複数の会社で路線を持っている。

Santa Fe Shuttle : 888-833-2300 / 505-243-2300
Express Shuttle(Gray Line) : 800-256-8991
Sandia Shuttle Express : 888-775-5696 / 505-474-5696

 

宿と車

往復の航空チケットと1泊目の宿はSan Joseの旅行会社で予約。

ホテル

Garrett's Desert Inn
311 Old Santa Fe Trail Santa Fe, NM 87501 phone:505-982-1851, 800-888-2145
1泊$79
San Joseの旅行会社で予約。平屋のモーテルタイプ。部屋も広くて清潔、受付の女性もてきぱきで気持ちよい。レストランの店員に日本人女性がいて、突然日本語で話しかけられ、びっくり。
イタリア系の客が宿泊していて、冴え冴えとした夜にアカペラでカンツォーネが響きわたった。惚れ惚れする良い声だった。

Radisson
phone:800-333-3333
$59
サンタ・フェからアルバカーキ空港行きのシャトルバスから見かけ、空港から電話、空港でレンタカーを借り、チェックインした。プール目の前の20号室。トイレがつまっていてあふれだしたので、クレーム。外出中に掃除をしておくとのことだった。その後詰まることはなく、調度品も結構豪華で、ちょっと贅沢気分。

レンタカー

Hertz
Bクラス (MAZDAのProtege)1日$34+1日100マイルのマイレージオーバーのチャージで$96

 

参考サイト

New Mexico Department of Tourism Official Website ニュー・メキシコ州観光局のオフィシャルサイト(英語)

Santa Fe Convention and Visitors Bureau サンタフェ観光案内所(英語)

WELCOME TO ALBUQUERQUE アルバカーキ観光案内所のサイト(英語)

City of Albuquerque Abq(Albuquerque)市のサイト。Visitor Informationあり。(英語)

サンタフェ ジャパン コネクション サンタフェ現地の日本人スタッフによるツアー会社(日本語)

ココペリ サンタフェ大好きのオーナーのお店。サンタフェの手工芸品や雑貨など(日本語)

ROUTE 66 PHOTO LOUNGE アメリカのマザー・ロード、ルート66の写真(日本語)

Martin's Route 66 Gallery & Essay アメリカのマザー・ロード、ルート66の写真(英語)

スーザン小山のホームページ アメリカ・インディアンの研究者のページ(日本語)

 

サンタ・フェ

photo by D.B.Friedrichs

<- 旧総督邸Palace of the Governors を囲む廊下には、すきまがないほどに露店が並んでいた。トルコ石や銀を使った装飾品などが主。

コヨーテ・カフェは有名な店らしい。このラベルの調味料の瓶は、カリフォルニアでもよく目にした。レストランには入らなかったけれど、ちょっと試してみたかったな。
Coyote Cafe
132 West water Street  Santa Fe, NM 87501
phone:505-983-1615

ホテルの近くにあったかわいい衣料品店。夜遅くまで開いていたので、夕食買出しの帰りに寄ってみた。他にお客もなく、店番のお姉さんも暇そう。ピンクのコヨーテのTシャツがかわいい。お姉さんは、鍼灸を学んでいて、いずれ鍼灸師になるのだと夢を語ってくれた。

PINKOYOTE
315 Old Santa Fe Trail Santa Fe, NM 87501
505-984-9911


Jackalope
2820 Cerrilos Rd  Santa Fe, NM 87501
505-471-8539

あちこちに露店が出ていた。赤い束はチリchile。他に、民芸風の洋服やかばん、アクセサリーなどなど。

サンタ・フェ風インテリアに憧れていた。コヨーテカフェの通りにあったインテリアグッズの店の品物はどれもが皆素敵で、重たくても買ってしまおうかと思うところ、ぐっとこらえ、結局何も購入せず。
上は、帰りの機内でたまたまみつけたサンタフェ風家具の店の広告。そうそう、こんな感じの家具がたくさんあった!素朴な感じがよい。

チリ

サンタ・フェの料理にチリは欠かせない。アドビの建物の軒先にぶら下がった赤いチリは、サンタ・フェの一般的な風景だ。
チリとはChili, Chilli,と書く場合もあるが、Santa Feの場合はChileと書く。これはスペイン風のスペルである。
チリには、赤と緑がある。両方とも同じ植物から採れる。早熟なまま採れたのが緑で、熟してから摘まれたものが赤である。どちらが辛いのかというと、それは育った条件やその種類によってまちまちである。だから、どちらが辛いかは料理を頼む際にウェイターに訊ねると良い。

チリを食べて辛さで舌が燃えるようなときは、冷たい飲み物に手を出してはいけない。燃える舌をしずめるには、甘いものを食べるのが効果的。

…というVisitor's Guideにある説明を私は見ている暇がなかった。朝食をプラザ(広場)に面したカフェで取り、Breakfast Britoを注文。量も多く、その辛さといったら!Red or green? と聞かれ、どっちが辛いの?と聞いたくせに、mildな方を頼んだつもりが、逆だった。ヒーハー。そして冷たい水に手をのばしてしまった。

アドビ

<- アメリカ最古の家と紹介されている。アドビで作られた四角い家。18世紀中ごろ建てられたそうだが、その土台は14世紀のプエブロ族の住居跡だとか。

Adobe:伝統的プエブロの家は、adobe(日干しレンガ)で作られている。手で泥を固める。草を入れて。スペイン人は鋳型に流し込む方法や干し草を入れて強くすることなどを紹介した。夏は涼しく、冬は暖かい。

プエブロ文化

町からは少し遠いけれど、バスに乗って、Institute of American Indian Arts Museum(博物館)へ行った。時間がないので、1時間で駆け足でまわる。上のような壺などが数多くあり、見た目には白人としか見えないインディアンのおじいさん(学者?)が懇切丁寧に説明してくれたが、バスの時間が迫ってきたので、途中で帰ってきてしまった。ごめんね、おじいさん。

州立美術館Museum of Fine Arts では、美術品のほかに、プエブロ・インディアンの考え方や歴史がわかるビデオなども上映していて、勉強になった。青、白、赤、黒、それぞれは自然を表す色なのだそうだ。

プエブロとは、部族の名前ではない。もともとは、スペイン人が狩猟民族のインディアンと区別するために使った農耕型インディアンを指すために使った「村落の」という語源からきている。プエブロ・インディアンは一つのまとまった部族ではなく、複数の異なった部族である。

サンタ・フェから数時間の場所に、プエブロの8部族が生活をしている。居住区はビジターに開放されていて、事前に了解をとれば写真を撮ったり祭りやダンスを見学することもできる。ただし、博物館やテーマ・パーク内ではなくそこで生活している場を訪ねるので、見学者側の配慮が必要である。

インディアンという呼称は、もともとコロンブスがアメリカをインドと間違えて呼んだがために、差別用語であり、正確にはNative Americanが正しいとする説がある。しかし、実際にはアメリカに住むインディアン自身が自分達のことをインディアンと呼び、アメリカ・インディアンの呼称が通常に使われている。

音楽

サンタ・フェの雑貨屋でみつけて、『SANTA FE SAMPLER, VOL. 1(MTI 1995.9)』というCDを買った。複数のSanta Feのアーティストによるもので、全体的にサンタ・フェ風(?)の音楽になっている。中でも一番聴き入ってしまったのは、Mariamの曲。Nights of Passage,Blinded by the Lightの2曲が収録されている。自然を題材にしたようなプエブロ・インディアンの音楽をとりまぜたような、聞いていて安心するような不思議な音楽だ。
Mariamは、ドイツに生まれ育ち、世界を放浪してサンタフェにたどりついた。そして、最初のソロアルバムをサンタフェで出した。今ちまたで流行っているヒーリング(癒し)系の音楽ではないかと思う。

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<このページの最終更新日:01/04/30>