ヴァヌアツに行こうと決めたのが1月3日、その翌日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。 『1月3日午前4時、バヌアツでマグニチュード7.3の地震。死傷者は報告されていないものの、ポートヴィラと北島を結ぶ橋が壊れた様子。オーストラリア政府は、バヌアツへの緊急時の援助をする声明を出した。』 そんなぁ。心はヴァヌアツに飛んでいたのに。M7.3てどんな状態?余震が続いてるのかしら?建物の崩壊は激しいのかしら?島を一周する道路は分断されているのかしら?地震による停電、断水などの心配はないのかしら?地震による飛行機のスケジュールの変更はないのかしら? |
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サウスパクラブに質問を出してみた。サウスパとは、南太平洋を愛する人々のクラブ、実態は、南太平洋を専門とする旅行社である。地震について問い合わせのメールを送ると、すぐさま回答があり、地震の被害は心配したほどではないというのがわかった。ご好意に甘えてさらなる質問を出すと、またすぐに返事がかえってきた。
そんないきさつで、ヴァヌアツに行ったら、是非サウスパの事務所に寄ってみようと思っていた。事務所に行くと、現地情報を送ってくれたクニさんが迎えてくれた。インターネットに接続してメールチェックまでさせてもらったうえ、事務所の閉まる時間だというのに、いろいろと興味深い話をして頂いた。 |
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たとえば… 英仏共同統治だったヴァヌアツで、交通法規がフランス式(車の通行が左がわ・左ハンドル)なのはなぜなのかというと、それを決める際にフランスとイギリスとでどちらが早く島に車を運びこめるかで決めようとしたからだとか。フランスやイギリスからわざわざ!?と思ったら、ヴァヌアツ近所の、イギリス領フィジーとフランス領ニューカレドニアから。ヴァヌアツにわずかに近いニューカレドニアからの方が早かったのでフランス式が採用されたのだそう。日本ではまずあり得ない決め方だ。 |
日本人だと自己紹介すると、ヴァヌアツでは必ず、ニュージーランドのワーキングホリデーかと聞かれる。いや、違う、日本から観光に来たというと改めてとても驚かれる。 これだけ親切にして頂いて、でも、結局何もツアーは申し込まなかった。ごめんなさい。 |
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<このページの最終更新日: 07/07/14>