ヴァヌアツ

サウスパクラブ

ヴァヌアツに行こうと決めたのが1月3日、その翌日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

『1月3日午前4時、バヌアツでマグニチュード7.3の地震。死傷者は報告されていないものの、ポートヴィラと北島を結ぶ橋が壊れた様子。オーストラリア政府は、バヌアツへの緊急時の援助をする声明を出した。』
(イギリスBBCのニュースサイトより)

そんなぁ。心はヴァヌアツに飛んでいたのに。M7.3てどんな状態?余震が続いてるのかしら?建物の崩壊は激しいのかしら?島を一周する道路は分断されているのかしら?地震による停電、断水などの心配はないのかしら?地震による飛行機のスケジュールの変更はないのかしら?
旅行者にとって知りたいような情報は、普通のニュースでは知る事ができない。とにかく情報収集をしなければ。

サウスパクラブに質問を出してみた。サウスパとは、南太平洋を愛する人々のクラブ、実態は、南太平洋を専門とする旅行社である。地震について問い合わせのメールを送ると、すぐさま回答があり、地震の被害は心配したほどではないというのがわかった。ご好意に甘えてさらなる質問を出すと、またすぐに返事がかえってきた。

Q1
乗馬やゴルフにもチャレンジしてみようかと思っています。その際の洋服や靴など,日本から持参していかなければならないものなどあるでしょうか?Tシャツ,短パン,サンダルではだめなのでしょうか?やはり襟のある服や革靴が必要ですか?
A1
ゴルフや乗馬もこちらで出来ます 前もって予約をしといた方が良いと思います 但し当日の天候により延期する場合もありえますが 宜しければ当社で手配いたしますので ご滞在中早目の日にお考え下さい
乗馬される時用に襟付きのポロシャツなどとジーパン又はコットンパンツをお持ちいただければと思います ゴルフはTシャツに半ズボンで大丈夫です
靴は運動靴で大丈夫ですが滑り止めの効くトレッキングタイプをお持ちでしたらその方が宜しいかと思います

Q2
インターネットカフェなど,インターネットに気軽にアクセスできる環境はあるでしょうか?
A2
あります 皆さんトライされているようですちょっと使い勝手が違い苦労されいます 宜しければこちらのオフィスをお使いになっていただいても結構です
折角なのでアドレスをお持ちいただいてお知合いにヴァヌアツのことを書いていただけるのであれば是非ご利用ください

Q3
エファテ島の言葉で,「こんにちは」はなんというのでしょうか?英語や仏語よりも現地語で話せるとコミュニケーションできるような気がするのですが,そういう資料や本など,どこかにありますか?
A3
そう言うものはありませんが当社の作成しているものがありますので添付いたします
起こし頂けるのを楽しみにしております。

そんないきさつで、ヴァヌアツに行ったら、是非サウスパの事務所に寄ってみようと思っていた。事務所に行くと、現地情報を送ってくれたクニさんが迎えてくれた。インターネットに接続してメールチェックまでさせてもらったうえ、事務所の閉まる時間だというのに、いろいろと興味深い話をして頂いた。

たとえば…

英仏共同統治だったヴァヌアツで、交通法規がフランス式(車の通行が左がわ・左ハンドル)なのはなぜなのかというと、それを決める際にフランスとイギリスとでどちらが早く島に車を運びこめるかで決めようとしたからだとか。フランスやイギリスからわざわざ!?と思ったら、ヴァヌアツ近所の、イギリス領フィジーとフランス領ニューカレドニアから。ヴァヌアツにわずかに近いニューカレドニアからの方が早かったのでフランス式が採用されたのだそう。日本ではまずあり得ない決め方だ。

日本人だと自己紹介すると、ヴァヌアツでは必ず、ニュージーランドのワーキングホリデーかと聞かれる。いや、違う、日本から観光に来たというと改めてとても驚かれる。
ニュージーランド内のリゾート地が高いこと、日本人が日本人の少ない場所を好んで選ぶこと、これが、ニュージーランドのワーホリ日本人がヴァヌアツに多い理由だとか。なるほど。

これだけ親切にして頂いて、でも、結局何もツアーは申し込まなかった。ごめんなさい。
そして、この場を借りて、お礼を申し上げます。クニさん、トミタさん、どうもありがとうございました。

 

 

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<このページの最終更新日: 07/07/14>